ユニコーンヤミー

「お前(達)の夢はなんだ?」

【名前】 ユニコーンヤミー
【読み方】 ゆにこーんやみー
【声】 松本大(オーズ)
【登場作品】 仮面ライダーオーズ/OOO
仮面ライダー×仮面ライダー ウィザードフォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム
【登場話(オーズ)】 第35話「夢と兄とバースの秘密」
第36話「壊れた夢と身体とグリード復活」
【分類】 ヤミー/恐竜系成長ヤミー
【創生者】 真木清人
【触媒】 デザインコンテスト準優勝のトロフィー
【欲望の種類】 無(人間の夢を失わせる)
【特色/力】 人間が持つ夢を破壊する能力
【恐竜系モチーフ】 ユニコーン

【仮面ライダーオーズ/OOO】

真木がゴミ箱に捨てられたデザインコンテスト準優勝のトロフィーにセルメダルを投入して誕生させた恐竜系成長ヤミー。真木曰く「夢の破壊者」。

人間の頭部に触れる事でその者の夢を具現化した物を実体化する能力を有し、それを破壊された人間はその夢に対する情熱を失ってしまう。
しばらくは夢に対して極度に無関心になるだけだが、やがては生き甲斐を急激に失った為に衰弱し、昏睡状態に陥って病院に搬送される場合もある。

人々の夢を次々と破壊していき、オーズサジャゾやバースとの交戦で追い詰められるが、ウヴァの乱入と伊達の不調によって撤退する。
更にトロフィーの持ち主だった祥子と比奈にも襲い掛かり、比奈の夢(デザイナーとなって海外で活躍する)を具現化した洋服を破り捨てた。

その後、とある画家の夢を破壊し、映司とアンクに発見され、オーズシャジャーターとの再戦では鼻息による煙幕を起こして逃走する。
街中に出現した際は映司の夢を具現化させるが、彼の夢が具現化した物が「地球」そのものだった為、大き過ぎて破壊できず、止むを得ずに元に戻す。

その直後にオーズやバースとの再戦となり、ウヴァ達の乱入によって2大ライダーを追い詰める。
しかし、映司が意識を保ったままでプトティラコンボへのコンボチェンジを遂げた事によって形勢が逆転し、最期はストレインドゥームを受け爆散した。

【仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム】

アクマイザーが生み出した再生怪人の1体として登場。

【余談】

夢を破壊する際、夢を破壊した後に「夢は夜に見ろ」と発言する。

恐竜系成長ヤミーの中で幻獣をモチーフにした唯一の個体だが、紫のメダルの本質は「現世に存在しない生物」の為、カテゴライズされてもあながち間違っていない。

伊達は同個体を「ウマのヤミー」と勘違いするが、後藤に突っ込まれると「ユニコーンちゃん」に訂正した(次作『仮面ライダーフォーゼ』の仮面ライダーフォーゼ/如月弦太朗も同様のボケをかましている)。

比奈の同級生でもある女性・杉浦祥子は同個体を生み出す要因となった人物だが、紫のメダルのヤミーは「何かを無に帰す」事だけを目的とし、個人的な欲望を叶える存在ではない為に彼女も襲われている。

襲われた人間の中にストリートミュージシャンの2人組がいたが、彼らは『仮面ライダーW』のネットラジオ『向かい風一本勝負』のMCでもある。

『オーズ』の同エピソードで『仮面ライダー555』のスクィッドオルフェノク/戸田英一役の影丸茂樹氏がデザインコンクールの審査委員長・沢口健太郎役としてゲスト出演している。

「相手の夢を実体化させ、それを破壊する事で夢を奪い去る」怪人スーパー戦隊シリーズ第38作目にも登場している

『オーズ』で声を演じる松本氏は平成仮面ライダーシリーズでの出演は今作が初となる。
約1ヵ月後の『海賊戦隊ゴーカイジャー』で行動隊長オソガインの声を演じ、「作品が違う」とは言えども、これ程の短期間で2度特撮作品で声を演じるのは当時としては珍しい例となっている。

最終更新:2014年06月15日 18:39