カメレオンイマジン

「分かった。死ぬ程の金だな」

【名前】 カメレオンイマジン
【読み方】 かめれおんいまじん
【声】 金丸淳一
【登場作品】 仮面ライダー電王
【登場話】 第3話「アウトロー・モモタロー」
第4話「鬼は外!僕はマジ」
【分類】 イマジン
【特色/力】 伸縮自在の鞭、火炎を吐き出す、透明化
【契約者】 山越佑
【契約内容】 死ぬ程の金が欲しい→近隣の銀行などで強盗行為を行い、契約者に金を与える
【過去の日付】 2006年3月15日(契約者の人生が転倒したオーディションに遅刻してしまった日)
【童話】 カエルの王子
【イメージモチーフ】 カメレオン
【特色/力】 伸縮自在の鞭、火炎を吐き出す、透明化
【その他のモチーフ】 王子

【詳細】

2007年の現在にやって来た未来人のエネルギー体が山越佑と契約、彼の想い描く童話『カエルの王子』から何故か登場しないカメレオンをイメージし、この世に現出した姿。

伸縮自在の鞭で相手を鞭打ち、口からの高熱火炎で相手を焼きつくす攻撃を得意とし、更に身体の色素粒を変化させる事で透明化できる。

山越の「死ぬ程の金が欲しい」という望みを叶える為、現金輸送車や銀行を襲っては大量の現金を強奪していく。
奪い取った金を契約者の部屋に運び、最終的に契約者も溺れてしまう程の金を奪った事で契約が完了し、過去に飛ぶと契約者の身体を使って暴れ回る。

イマジンを追ってデンライナーで過去に移動した良太郎だったが、直前まで自分の体に憑依して好き勝手遊び回っていたモモタロスに対して怒り心頭だったことから彼の協力を拒みプラットフォームに変身してカメレオンイマジンと戦い始める。

イマジンを憑依させていない状態故全く歯が立たず痛めつけられる良太郎を見かねたモモタロスは賢明に自分を憑依させるよう叫ぶも、良太郎は頑なにそれを拒み続ける。
そしてついに折れたモモタロスは大声で謝罪し、それを受け入れたことで電王はモモタロスを憑依させたソードフォームへ変身。

これで形成が逆転し、モモタロスの鬱憤を晴らすような暴れっぷりに圧倒され、最期は「俺の必殺技・パート2ダッシュ(エクストリームスラッシュ)」を受け爆散した。

【余談】

モチーフとなる童話が「カエルの王子様」という事もあり、袖口などに王子を思わせる装飾が付属しているが、何故カメレオンをイメージしたのかは劇中では明かされていない。

デザインを担当した韮沢靖氏によれば、「『カエルではやり辛い』と感じ、自分の好きなカメレオンに変更した為」らしい。

同話で『幻星神ジャスティライザー』のデモンナイト/神野士郎役の波岡一喜氏が契約者である山越佑役としてゲスト出演しているが、後に平成仮面ライダーシリーズ第15作目『仮面ライダー鎧武/ガイム』で仮面ライダーシグルド/シド役としてレギュラー出演している。


武器の鞭は後にスネールイマジン(メス)の鞭にリペイントされた。

声を演じる金丸氏は平成仮面ライダーシリーズでの出演は今作が初となる。

最終更新:2023年10月03日 19:10