魔化魍サトリ

【名前】 魔化魍サトリ
【読み方】 まかもうさとり
【登場作品】 仮面ライダー響鬼
【登場話】 最終之巻「明日なる夢」
【分類】 等身大魔化魍
【特色/力】 思考を読む能力、口から火炎を吐く
【妖怪モチーフ】 覚(さとり)
【生物モチーフ】 黒豹
【登場地域】 埼玉県東松山市

【詳細】

サトリと呼ばれる黒豹の頭を持つ人型の等身大魔化魍。

猛獣のような模様が描かれた鎧を身につけるという魔化魍らしからぬ姿を持ち、口から吐く高温の火炎を吐き出し、手に持ったナタのような幅広の刀を武器に戦う。

本来サトリは相手の考えを読んで攻撃を避ける性質を持つのだが、この個体は改造が施されているため相手の思考を読んで的確に攻撃を当てていく。
性格も好戦的なものへと変貌し、素早い動きを駆使して相手を追い詰める様子は正しく肉食獣。
元から備える敏捷力は心を読む能力も相まって更に向上し、本気のダッシュは人間の目では捉えられない。

人の指示を理解する高い知能を持ち、洋館の男女の指示で活動していた。

【仮面ライダー響鬼】

【東松山のサトリ】

東松山地方に出現。

洋館の男女が作り出した新しいタイプの魔化魍で、スーパー童子とスーパー姫が使えなくなったことで新たなタイプの童子と姫を開発するため、そのデータ採取を目的とし持田ひとみを攫い実験材料にしようと企んだ洋館の男女の指示で彼女を攫った。

ひとみの救出に来た明日夢達の前に立ち塞がり、未だ未熟な京介変身体を圧倒するが、駆け付けた威吹鬼と轟鬼の連携技を受け倒された。

しかしその直後、地下に潜んでた魔化魍ロクロクビが出現。
威吹鬼達は窮地に陥る事となる。

【余談】

日本妖怪モチーフは岐阜県に伝わる「覚(さとり)」。
心を読んで精神的に追い詰めていく妖怪として有名だが、突発的な事故によって負傷して人間のことを恐れながら撤退していく流れはお約束。

外見的なモチーフは仮面ライダー図鑑にて「黒豹のような頭」とあるため黒豹と思われるが、日本に豹は生息していない。
東南アジアなどには生息しているのだが…

ただし、虎等と共に浮世絵や襖絵等に書かれてきたとされていることもあり、何らかの手段で日本でその存在が確認はされていた模様。

最終更新:2023年08月25日 02:54