ハウンド・ゾディアーツ

「さあ、狩りといくぜ！」

【名前】	ハウンド・ゾディアーツ
【読み方】	はうんど・ぞでぃあーつ
【声/俳優】	佐藤流司
【登場作品】	仮面ライダーフォーゼ 仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX
【登場話】	第7話「王・様・野・郎」 第8話「鉄・騎・連・携」
【分類】	ゾディアーツ
【スイッチャー】	佐竹輝彦
【特色/力】	チェーンによる打撃攻撃、針状のエネルギー弾の発射
【星座モチーフ】	りょうけん座
【その他のモチーフ】	鎖
【スイッチを手に入れた理由】	鬱憤の解消及び厳格な父親・佐竹剛への反抗

【詳細】

佐竹剛の息子・佐竹輝彦がゾディアーツスイッチの力で変身するゾディアーツ。

スイッチャーは「教師の息子」という事で表向きは優等生を演じているが、その本性は厳格な父親の態度をよしとせずに人知れず不良行為を行っていた。

素早い動きで翻弄しながら、身に着けているチェーンを武器に戦う。
単にスピードに優れているだけでなく、パワーダイザーを吹き飛ばす程のパワーも兼ね備え、更に針状に変化させたエネルギーを全身から放出する力を持つ。

特定の個人に対する恨みからスイッチを入手する生徒が多い中、初めて自己中心的な目的で無差別に人を襲ったゾディアーツでもある。

街中で無差別に人間を襲っているところを察知され、賢吾の駆るパワーダイザーと交戦し退散する。
更にその後、調査していたJKの前で変身し襲撃するが、駆け付けたフォーゼと交戦。
新たなスイッチによるモジュールを使いこなすフォーゼに圧倒され、リミットブレイクを受けそうになるが大文字、スコーピオンの乱入によって形勢逆転。
その場は退散し、スコーピオンの「人間を捨てる覚悟があるか」との問いに「イエス」と即答する。

再度街中に現れ、フォーゼと再戦。この時点でさらにパワーアップしており、さらにスコーピオンの援護によりフォーゼを窮地に追い込む。
しかし、美羽の駆るパワーダイザーが乱入し、フォーゼを逃してしまう。

その後、調査をさらに進めたJKによって特定され、彼の指示で集まったメンバーの前で正体を暴かれる（しかしながら実際は佐竹教諭は息子の非行を認知し、生徒達に厳格になっていたのはその反動であった模様）。本性を表したと同時にスイッチがラストワン化し暴走する。
エレキステイツのパワーに押され徐々に追い詰められていくが、スコーピオンの援護でフォーゼを圧倒。
しかし、隼が操縦したパワーダイザーの参戦で2対2という状況に陥りスコーピオンの援護も望めず、フォーゼエレキステイツのライダー電光ドリルキックを受け爆散した。

【MOVIE大戦MEGA MAX】

財団Xの怪人として同組織のエージェントが変身した姿で登場。

最期はダブルヒートメタルのメタルブランディングを受け爆散した。

【THE MOVIE みんなで宇宙キターッ!】

フュージョンスイッチを完成する為にライダー部が40個のアストロスイッチを天高の教師や生徒に配る際、スイッチャーだった佐竹は「チェーンアレイスイッチ」を受け取っており、彼の父親・佐竹剛は「ハンマースイッチ」を受け取り、他の教師や生徒などと共に彼らの協力をしている

【余談】

本編のスイッチャーの父親・佐竹剛を演じる神保悟志氏は過去に『仮面ライダー龍騎』の擬似仮面ライダー、『仮面ライダーキバ』のライノセラスファンガイアを演じている。

デザイナー・麻宮騎亜氏によれば、「りょうけん座は2匹のイヌで構成されている為、頭部と胸部にイヌの顔を入れた」らしい。

このエピソードは大文字が、嫌悪していたはずの仮面ライダー部の面々と心を通わす事になり、同胞として招かれる経緯が描かれている。彼もエリート層の父親のレールの上に立つジレンマを語っており、類似した境遇の佐竹とは「父親への葛藤」を対比したものとなっていた。

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