アルター・ゾディアーツ

「さようなら。月から見放された愚か者」

【名前】 アルター・ゾディアーツ
【読み方】 あるたー・ぞでぃあーつ
【声/俳優】 梶原ひかり
【登場作品】 仮面ライダーフォーゼ
【登場話】 第9話「魔・女・覚・醒」
第10話「月・下・激・突」
第25話「卒・業・後・髪」
第26話「有・終・輪・舞」
【分類】 ゾディアーツ
【スイッチャー】 鵜坂律子
【特色/力】 念動力、炎を自在に操る能力
【星座モチーフ さいだん座
【その他のモチーフ】 魔女、火、テントウムシ
【スイッチを手に入れた理由】 学校全てへの恨み

【詳細】

ゴスグループのリーダー、鵜坂律子がゾディアーツスイッチの力で変身するさいだん座のゾディアーツ。

「祭壇」に燃える火をイメージしているのか、頭部やアラディアの上部には燃え盛る炎の様相を持ち、
スイッチャーは女子高校生だが、ゾディアーツになると腰を曲げ杖をついて歩くという、どこか老婆のような雰囲気を漂わせている。

手にした杖「アラディア」であらゆる物体を念動力で浮遊させる能力の他、スイッチャーのオカルトに依存した精神力の影響で能力が進化。炎を作り出して対象を焼き払う能力を有するようになった。
何らかの恨みを持つ女子達を「魔女」の一団として自分の傘下に置き、彼女達の復讐に加担。
次々と不可思議な現象を引き起こして、復讐のターゲットを恐怖のどん底に陥れていた(彼女達は自分達が得た力だと盲信していたが、実際は影でアルターが念動力を使用していた)。

カメラモジュールに録画された映像を解析され、正体を暴かれた為に姿を現し、ファイヤーステイツとなったフォーゼと交戦。
自身の肉体も浮遊させ上空からの強力な炎攻撃で圧倒、さらに他の女子生徒に分け与えていた力を戻す事で炎の出力がアップ。
学校で起きた事件を全て自分に押し付けられた事から、魔力の詰まった杖を使い学校全体を燃やしてしまおうと目論む。

だが、月に強引に連れていかれ、何もないが「温かい場所」があると知った友子が儀式を妨害。
その事に怒り、杖もパワーダイザーにへし折られたため頭部から強力な炎をムチのように放出し、フォーゼエレキステイツを圧倒。
フャイヤーステイツに変身しシールドモジュールで防ぐが友子の指摘から防ぐ事を止め、ファイヤースイッチの熱エネルギー吸収によりファイヤーステイツには炎を無効化する能力が備わっていたため、
攻撃を全て吸収されてしまい、その炎のエネルギーを転用したライダー爆熱シュートを受け爆散した。

第25話ではコーマ・ゾディアーツが創りだした分身体が登場。学校に放火し、復活ゾディアーツ騒ぎの発端となる。
後に姿を現したコーマによって再度変化。加勢にきたキャンサー・ゾディアーツとともに3対1でフォーゼを圧倒するが、やけっぱちになったJKが操縦するパワーダイザーのヒップドロップを受け爆散した。

夏の劇場版ではフュージョンスイッチを完成する為にライダー部が40個のアストロスイッチを天高の教師や生徒に配る際、鵜坂は「マジックハンドスイッチ」を受け取っており、同じゴスグループの倉持ゆりは「ハンドスイッチ」、岡村雅美は「クロースイッチ」を受け取り、他の教師や生徒などと共に彼らの協力をしている。

【余談】

演じる梶原氏は過去に『仮面ライダー剣』で栗原天音を演じている。
リブラ役の天野氏も同作品で仮面ライダーギャレン/橘朔也役で共演しているが、両者がフォーゼで再共演する事はなかった(第9、10話ではリブラが登場前、その後鵜坂律子が再登場する第25、26話でも2人が会う場面がない)。
梶原女史は後に仮面ライダージオウにて栗原天音本人役として出演。仮面ライダーブレイドのアナザーライダー、アナザーブレイドの変身者となった。

公式ファンブック、仮面ライダーフォーゼの教科書によれば、「魔女の会」のメンバーは「アマゾン」のやられ役のキャラクターから名付けられているらしい。
これは本シナリオでメインとなる人物が「アマゾン」を元にしている縁からとのこと。

この騒動で襲われた水泳部の女子をリブララプラスの瞳で覗いた際、とびうお座の星の運命が見えた。

最終更新:2022年04月19日 03:19