「敵が…増えた?」
【詳細】
試運転として地上に現れると、寝隠神社が発する謎の強いエネルギー反応を検知した
エージェントのメタルAの指示に従い反応の元を破壊しようとする。
遠距離攻撃に特化し、毎秒10回転式の「100mmバルカン砲」などで武装している他、1発で半径500m圏内を焦土化する「KTミサイル」を発射するなど高い火力を誇る。
寝隠神社を破壊する為に行動するが、ドモンの指示で過去にタイムスリップしていたシルバーと交戦する。
ゴーカイシューティングスターを弾き返し、シンケンゴールドやキングレンジャーに豪快チェンジするシルバーと互角に戦うが、レッド達5人が合流した為に形勢が逆転し、タイムレンジャーに豪快チェンジしたゴーカイジャーに圧倒され、ゴーカイレジェンドリームとライジングストライクを連続で受け敗北。
その直後、メタルAが呼び出した
ビービネイルの効果で巨大化して復活。
KTミサイルを発射するも豪獣レックスの尻尾で叩き折られた上、豪獣レーザーに怯み、
ギンガマンの大いなる力によって発動した豪獣神の必殺技「豪獣鋭断」で大ダメージを負い、最期は豪獣トリプルドリルドリームを受け爆散した。
その一部始終を見ていたメタルAはマトロイドの耐久性をより高めることを決意。
この戦闘データを元に
シールドのザンKTや
シュートのザンKT2などが製造される事になる。
ゴセイジャー本編に登場した正式版が防御力特化だったのは今回の戦闘データが活かされたため。
【余談】
ゴーカイジャーは豪獣ドリルで過去(ゴセイジャーが戦っていた2010年10月2日)に向かう為、「本編の終了後に登場する残党などではない新規怪人」という極めて珍しい怪人でもある。
番号が「0」なのは時期的にマトリンティスが登場しておらず、シールドのザンKTの試作機として試験的に運用された為と思われる。
この戦いを参考にザンKTは防御力を強化される事になるが、上述の通りに彼自身もゴーカイシューティングスターを弾き返す程に防御力は高い。
試作型の為なのか、「寝隠神社、破壊!」などと喋り方も片言気味になっている。
同話で『未来戦隊タイムレンジャー』の元タイムイエロー/ドモン、その恋人の森山ホナミ、2人の息子である未来が登場する。
タイムレンジャーのレジェンド回だが、舞台は10年後の『ゴセイジャー』本編の時間となっている。
更に
骨のシタリも登場し、『天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー』でのエピソードの矛盾を補完する話となった(
血祭のブレドランとシタリが倒され、
ブレドランがマトリンティスに回収された時期)。
謎のエネルギーの正体も不明だが、神社の中には
怪しい壷があり、その謎は第45話で明らかとなる。
最終更新:2023年03月12日 02:02