ペガサス・ゾディアーツ

「やめてよ、先生を殴る気?」

【名前】 ペガサス・ゾディアーツ
【読み方】 ぺがさす・ぞでぃあーつ
【声/俳優】 タモト清嵐
【登場作品】 仮面ライダーフォーゼ
【登場話】 第21話「進・路・誤・導」
第22話「馬・脚・一・蹴」
【分類】 ゾディアーツ
【スイッチャー】 鬼島夏児
【特色/力】 両脚から繰り出される強力な蹴り技
【星座モチーフ】 ペガサス座(ペガスス座)
【スイッチを手に入れた理由】 宇津木遥への復讐心

【詳細】

落語研究会部長の鬼島夏児がゾディアーツスイッチの力で変身するゾディアーツ。

スイッチはリブラがフォーゼとの戦闘中に紛失し、ホロスコープス側にもスイッチャーが把握できていなかった。

当初は自身の芸(落語)を邪魔した(落語の練習中に誤って扇子が当たってしまい、その事が原因で扇子を取り上げた)宇津木への復讐心から格闘技をする若者を襲ってはハイキックでノックアウトし、その罪を彼女に着せようとしていたが、ゾディアーツとなる事で得られる力に溺れ、強くなる事への快感を得るようになり、後に愉快犯となる。

ホロスコープス側にもスイッチャーが把握できていなかった為、正体を探るリブラが化けた中国拳法の女性に狙われる。
その後、メテオやフォーゼが戦いに参戦した為にリブラは逃亡し、激闘を繰り広げ、その脚力から繰り出されるハイキックで逃走する。
その際に扇子を落としてしまうが、JKの情報網で落語研究会を訪ねてきた流星達には扇子を没収した宇津木遥に疑惑を向けさせる(弦太朗はハイキックを一度見ていたので宇津木なのではないかと推測、まんまと鬼島の思惑に引っかかる事となった)。

美羽により囮として使われた隼に狙いを定めた為、再度フォーゼやメテオと交戦するが、マグネットステイツに圧倒され、再び逃走を図る。
その際、ヴァルゴダスタードが援護を行う。
ダスタードを退けたフォーゼに圧倒されるが、正体を担任だと誤解しているのを利用し、上記の台詞で怯んだところをハイキックで攻撃するも隙を突かれ、メテオの拳を脇腹に叩き込まれ吹っ飛ばされるが、ヴァルゴによって助けられる。

マグネットステイツの攻撃により狂った腕時計、脇腹の痛み、ヴァルゴの言った『彼』という言葉から流星によりスイッチャーが鬼島だと判明する。
ラストワン状態のスイッチで変身した後にフォーゼと戦い、自慢の脚力で苦戦させるが、宇津木の激励により奮起したフォーゼのモジュールを多用する連続攻撃に圧倒され、マグネットステイツにステイツチェンジしたフォーゼのライダー超電磁ボンバーを受け爆散した。

その直後、引き出された凄まじい力によって復活し、ヴァルゴの持ってきた抜け殻と一体化した事で新たなるホロスコープスへと覚醒し、ヴァルゴに連れて行かれる。

【余談】

唯一、ホロスコープスの進化前にライダーと対戦したゾディアーツでもある。

広く浸透している名称は「ペガサス」だが、星座はラテン語での「ペガスス」が正しい。

同エピソードで『忍風戦隊ハリケンジャー』のハリケンブルー/野乃七海役の長澤奈央氏が園田紗理奈に代わる新担任・宇津木遙役としてゲスト出演している(長澤氏は過去には『仮面ライダーW』のドーパント(明確には怪人ではない)として出演している)。

スイッチャーが落語家の為なのか、なぞかけや洒落た言い回し(「ペガサス」に対して「うま(馬)くいく」など)が多く見られ、ホロスコープスに進化してもこの癖は治っていない。

ペガサスとは天馬そのものではなく、天馬の中の特別な一体がペガサスと呼ばれている。
子馬座のモデルになったとされるクーリューサオル(ケレリス)、海馬(ヒッポスカンポス)も天馬の一族の一匹でもある。

スーツはユニコーン・ゾディアーツを改造している。

サジタリウスのパーツデザインのラフ画には同個体の白い翼と形状がそのままリペイントされた物が確認できる。

最終更新:2013年02月02日 17:20