【仮面ライダーV3】
『V3』に登場する敵組織。
ゲルショッカーの首領が「最後の組織」として新たに結成し、その戦力と科学力は
ゲルショッカーよりも遥かに上回り、世界征服を引き続き目論む。
邪魔者のダブルライダーを「改造人間分解光線」による抹殺を目論むが、それを風見志郎に阻止されてしまう。
放棄したアジトの設備と物資をダブルライダーに使われ、「風見志郎が仮面ライダーV3になる」という皮肉な結果になった。
当初の日本支部は怪人がコンビを組んで活動していたが、
ドクトルGの支部長就任後は彼を中心に第1次攻勢が始まる。
ドクトルGがV3に倒されると同時に第1次攻勢が終了し、それ以降はキバ一族を始めとする邪悪な部族との結託による第2次攻勢が始まる。
怪人は武器や器物類と生物が合成した
機械合成怪人だが、
上述の3部族との結託後はそれぞれに所属する動植物系の怪人が戦力となる。
第27・28話では
シオマネキングを始めとする4体の
ショッカー怪人を再生させた。
ゲルショッカー以上に恐ろしい作戦を展開していくが、V3の活躍で全て阻止され、更にライダーマン誕生の原因も作ってしまう。
最終作戦「D作戦」も阻止され、ヨロイ元帥を処刑した首領は本部に潜り込んだV3にその正体を現し、本部を巻き込んだ自爆で事実上壊滅した。
※登場した大幹部は以下の通りになっている。
【名前】 |
【詳細】 |
【俳優】 |
【登場話】 |
ドクトルG |
デストロン・ドイツ支部出身。 |
千波丈太郎 |
第13話~第30話 |
キバ男爵 |
アフリカ出身。ドーブー教の大魔術師、キバ一族の長。 |
郷鍈治 |
第31話~第35話 |
ツバサ大僧正 |
チベット出身。卍教の教祖、ツバサ軍団の長。 |
富士乃幸夫 |
第36話~第40話 |
ヨロイ元帥 |
モンゴル出身。ジンギスカンの子孫、ヨロイ一族の長。 |
中村文弥 |
第41話~最終話(第52話) |
【仮面ライダーストロンガー】
岩石大首領が操っていた組織の1つとしてV3やライダーマンの回想に登場。
【仮面ライダーZX】
バダンが裏から操っていた組織の1つとして回想や映像資料に登場。
この組織に所属していたカミソリヒトデのコピー怪人が
バダンの配下として登場。
【MASKED RIDER DEN-O EDITION -1971年4月3日-】
【オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー】
【仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦】
【余談】
上述の通りに「ゲルショッカー滅亡後に新しく結成された」事になっているが、「デストロンはショッカーの一部署として結城丈二(ライダーマン)が子供の頃から活動していた」事を示唆する資料なども存在する。
演劇『戦闘員日記2』ではドクトルGが「ショッカーの幹部」として登場し、この点からゲルショッカーの粛清を逃れた、或いは粛清対象から外されたショッカー構成員が中心になっていると思われる。
最終更新:2018年03月12日 22:23