スコーピオンイマジン

「面倒だから、手間かけさせるな」

【名前】 スコーピオンイマジン
【読み方】 すこーぴおんいまじん
【声】 神奈延年(電王)
【スーツアクター】 渡辺淳(電王)
【登場作品】 仮面ライダー電王
劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン
仮面ライダーディケイド
オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー
【登場話(電王)】 第23話「王子降臨、頭が高い!」
第24話「グッバイ王子のララバイ」
【登場話(ディケイド)】 第1話「ライダー大戦」
第26話「RX!大ショッカー来襲」
第27話「BLACK×BLACK RX」
最終話「世界の破壊者」
【分類】 イマジン
【契約者】 増田明男
【契約内容】 鷹山の家から金をムシリ取りたい→鷹山家の人間を攫って人質にする
【過去の日付】 2002年2月22日(契約者が会社を解雇された日)
【童話】 バッタをとる子供とサソリ
【イメージモチーフ】 サソリ

【詳細】

2007年の現在にやって来た未来人のエネルギー体が増田明男の想い描く『バッタをとる子供とサソリ』からサソリをイメージし、この世に現出した姿。

頑丈な鎧に身を包み、武器の戦斧を相手に振り翳す接近戦を得意としている。
更に左腕のハサミからの矢尻型の光弾で遠方の相手を仕留める他、ハサミを大地に突き刺す事によって引き起こす地割れで大惨事に至らしめる。

契約者である増田明男は、勤務していた大企業「鷹山グループ」を解雇されたことを逆恨みし、「鷹山の家から金をムシリ取りたい」と考え社長令嬢が生んだ祐介という赤ん坊の誘拐を企てていた。
しかし、偶然にも彼に宿っていたイマジンが覚醒したことによって行方を眩まし、ターゲットをその母親の婦人である鷹山栞に変更する。

栞を誘拐しようと鷹山亭に乗り込み、彼女を何処かの川原に連れて行くが、追って来た電王との交戦中に栞を手放してしまう。

同日の夕方、再び鷹山亭に乗り込むと栞を気絶させ誘拐しようとするが、ジークが変身した電王ウイングフォームに圧倒される。
しかし、肉体に限界を向かえていたジークは長期戦ができず、弱体化した彼に手を出す事もなく、栞の誘拐に成功する。

その後、無事に契約が完了し、増田が最も印象に残った時間へ飛び、上述の能力による地割れで破壊活動を行う。
追って来た電王に阻止された為に戦闘に移るが、ロッドフォームの攻撃に翻弄され、アックスフォームのパワーに圧倒されて、最期はダイナミックチョップを受け爆散した。

終盤でカイが吸収した未契約のイマジンから複数の個体が実体化した。

【劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン】

死郎配下の再生イマジンとして登場。

【仮面ライダーディケイド】

崩壊しつつある「夏海の世界」に未契約体で出現。

「RXの世界」や「ブラックの世界」では大ショッカーの怪人として登場。
アクセルフォームにフォームライドしたディケイドファイズの攻撃をマンティスファンガイアと共に受け爆散した。

「ライダー大戦の世界」ではスーパーアポロガイストのライフエナジーによって数多くの怪人と共に復活し、すぐにアリゲーターイマジンに吸収された。

【オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー】

ショッカーの同盟怪人として登場。

処刑広場の決戦ではZOを迎え撃った。

【余談】

非常に面倒臭がり屋な性格らしく、契約を交わす際にも「ただし、あまり面倒でない奴にしろ」と念押しする。
それでも契約者の願いはまともに叶えようとしているあたりイマジンとしては割りと真っ当な行動だが、そもそも契約者の願い事自体がまともではなかった。

イメージソースとなった「バッタを取る子供とサソリ」はイソップ童話の1つであり、「バッタを捕まえていた子供がバッタと勘違いしてサソリを捕まえようとし、サソリから警告を受ける」という話である。

武器の戦斧は『仮面ライダー剣』のティターンの戦斧をリペイントしている。

『電王』の同エピソードで『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』のジークが本編で先行登場する。

『電王』でゲスト出演する鷹山祐介役の渡辺虎雅氏はスーツアクターを務める渡辺氏の実子である。

最終更新:2022年04月15日 02:17