新帝国ギア

【名前】 新帝国ギア
【読み方】 しんていこくぎあ
【登場作品】 超電子バイオマン
海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船
【名前の由来】 歯車(英:gear)

【超電子バイオマン】

『バイオマン』に登場する敵組織。

人間の科学者だった影山秀夫が自らメカ人間となり、「真の天才」と名乗る総統ドクターマンとして率いる。
南極の奥地のクレバスに建造された前線基地「ネオグラード」を本拠地とし、その戦力はドクターマンが1人で全て作り上げた。

「メカこそ優秀、メカこそ絶対、メカこそ永遠」と考える彼は人間を下等な存在と断定し、メカ人間による地球の支配を目論む。
大幹部のビッグスリー、中幹部格のジューノイド五獣士に自ら立案した作戦を実行させる。

ドクターマンが人間の感情を捨てる為、頭脳も機械化する再改造を施した後、それが原因で組織全体の構成は著しく変化する。
ビッグスリーとジューノイド三獣士(メッサージュウ、アクアイガー以外)も強化改造を施され、新たなる武器や能力などを与えられた。

等身大戦はジューノイドが担当し、巨大戦にはドクターマンが製造する巨大ロボットが送り込まれる。
自動操縦式の「メカジャイガン」、(中盤以降は)有人機式の強化版「ネオメカジャイガン」の2種類が存在する(前者は主に生物モチーフ、後者は主に武器・器物モチーフ)。

終盤のバルジオンを巡る争奪戦でビッグスリーとジューノイド三獣士も全滅し、ドクターマンは最後のネオメカジャイガン・キングメガスでバイオマンに最後の戦いを挑む。
しかし、彼自身も人間の感情を完全に捨てる事ができずに滅んだ為に事実上壊滅し、主を失ったネオグラードも南極の雪に静かに埋もれていった。

【海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船】


【余談】

デザイナー・出渕裕氏はデザインアート集『NEOS(ネオス)』で「企画当初の敵組織の名前をそのまま(画集の)タイトルとして用いた」と明かしている。

最終更新:2014年12月09日 17:39