ガーゴイル

「本当、迷惑な出しゃばり野郎っス!」

【名前】 ガーゴイル
【読み方】 がーごいる
【声/俳優】 山地健仁
沼田祐介(超バトルDVD、声のみ)
【登場作品】 仮面ライダーウィザード
仮面ライダーウィザード 超バトルDVD ダンスリングでショータイム!!
【登場話】 第10話「国家安全0課」
第11話「守り抜く約束」
【分類】 ファントム
【宿主】 肥満の作業員(氏名不詳)
【狙ったゲート 片山直己
【特色/力】 身体を石化させる能力、巨体ながら軽快な身のこなし
【怪物モチーフ】 ガーゴイル

【詳細】

亡き父親の同僚である木崎を訪ね、秋田から東京にやって来た高校生の片山直己を狙うファントム。
人間態はヘルメットを被った肥満型の作業員。

身体を石化させる能力は相手の攻撃から身を守るだけでなく、「相手を押し潰す」といった攻撃にも活用される。
巨体の割りには身軽で軽快な動きを得意としている。

石化の際に硬直する為、攻撃に転用する時には加速を付ける必要がある模様。
街中で直己を襲っていたところをウィザードに妨害され、石化で押し潰そうとするが、ランドスタイルのパワーで押し返されて撤退する。

その後、父親が命を落とした浄水場に来た直己を再び襲おうとした。
そこでウィザードと再び交戦し、大量のグールと石化の防御力で応戦するが、フレイムドラゴンの攻撃に押され、グールを身代わりにして撤退する。

実は半年前に既にミサ達から直己を襲うように依頼され、偶然にも「連続失踪事件」を追い、その事実を知って息子を守ろうとする片山を殺害した張本人だった(しかし、彼の時間稼ぎによって木崎に保護された直己は秋田県に避難された)。

その後、警察に保護された直己を襲おうと周辺で張り込むが、「護送されたゲートが囮」という事をミサが察知した。
逆に囮に仕向けたフェニックスがウィザードを陽動し、本当に動き出したゲートを襲い、自身が父親を殺害した事を語り、絶望した直己の心の中に新たなファントムを生み出す事に成功する。

しかし、ウィザードフレイムドラゴンがウィザーソードガンの弾丸を撃ち込んだ部分に目を付け、コピーで2丁になったウィザーソードガンの一点への集中攻撃で石化を破られ、最期はドラゴンブレスを受け爆散した。

【仮面ライダーウィザード 超バトルDVD ダンスリングでショータイム!!】

ドーナツ屋「はんぐり~」の店長のアンダーワールドグールと共に出現。

ウィザードとビーストにグールを一掃され、2大ライダーを口からの火球で攻撃するが、ビーストは倒れた際にウィザードにファルコマントを偶然纏わせる。
更にウィザードはバッファマントも纏った事でビーストスタイルにチェンジし、ビーストもウィザードから借りたランドドラゴンウィザードリングでウィザードスタイルにチェンジして、最期は2大ライダーの必殺技を受け爆散した(その際に「世界征服、ならず…」と言い残している)。

【余談】

「ガーゴイル」は北東フランス地方の伝承や伝説に語られ、「ガルグイユ」とも呼ばれる。
セーヌ川の沼地に住み、川に人間や家畜を引きずり込む為にルーアンの聖職者によって捕らえられた後、「街の人々に殺害された」と伝えられている。

元々は豊穣の神で冥界の住人とされ、水を司る存在として伝えられてきたが、キリスト教の普及によって現在のイメージに定着した模様。

「~っス」が口癖。人型ではなく、腹部に頭部があるような姿をし丸くなった翼竜にも見える。
人間態の男性は本名不明でクレジットや仮面ライダー図鑑では「作業員」、テレビ朝日公式サイトでは「太った男」と表記されている。

同エピソードで『仮面ライダーカブト』のタランテスワーム パープラが擬態していたマコト役の桑代貴明氏がゲートの片山直己役、『仮面ライダーW』のパペティアー・ドーパント/内慶應役の四方堂亘氏が直己の父親である片山義男役としてゲスト出演している。

スーツは後にケプリに改造された。

超バトルDVDで声を演じる沼田氏は平成仮面ライダーシリーズでの出演は今作が初となる。

最終更新:2024年01月14日 00:59