メサイア・リブート

「私が、支配する…支配ーー！」

【名前】	メサイア・リブート
【読み方】	めさいあ・りぶーと
【声】	佐々木誠二
【登場作品】	特命戦隊ゴーバスターズ
【登場話】	Mission44「聖夜・使命果たすとき」
【所属】	ヴァグラス
【分類】	首領
【製造モチーフ】	メサイア
【その他のモチーフ】	転送研究センター
【推奨動作環境】	地球上の全ての場所
【メサイアカード】	「06」「09」「12」
【名前の由来】	メサイアの再起動（英：messiah reboot）

【詳細】

メサイアがメガゾードζを核にし、周囲の建造物や自ら呼び寄せた素体メガゾードなどの様々な無機物と融合する事で復活したメサイアそのものの姿。

「同格の分身体」という扱いだったメサイアセルとは異なり、亜空間での転送研究センターをベースとして実体化しようとした時のデータが残存されていた。
その為に現実世界で再起動形態への進化を果たした際、そのデータを元にした「全長約1000m」という途方もない程の巨体を獲得した。

その巨体が生み出すパワーは驚異的であり、全身から放つ衝撃波と単純な打撃が武器だが、その威力は凄まじい。
当初は頭部にバイザーが付いていたが、後に変形する事で内部に隠されていたツインアイが露出するようになった。

この姿への進化を果たした直後、自身の復活に力の限りを尽くしたエスケイプも吸収し、その貪欲なまでの欲望で現実世界の全てと融合して支配する為、更なる進化を目論む。

ゴーバスターエースを大破し、更にゴーバスターキングを凄まじい攻撃で苦戦させ、スタッグバスター以外のゴーバスターズを両目からの光線で変身解除に追い込む。
それでも諦めない5人は生身の姿でゴーバスターキングを操縦し、左腕からの衝撃波やツインアイからの光線で迎え撃つとうとする。

しかし、攻撃の爆風に紛れて合体解除し、そこから再合体したゴーバスターライオーが爆風の勢いとバスターヘラクレスのクレーンのサポートで加速した状態で突撃を敢行する。

ブーストバスターソードが胸部に浅く突き刺さり、「この程度では絶対な力を持つ自身には勝てない」と豪語するが、レッド達3人と3体のバディロイドがワクチンプログラムの力を集約した事でブーストバスターソードが深々と突き刺さり、最期はワクチンプログラムを込めたイグニッショントルネードを至近距離から胸部の損傷部分に受け滅び去った。

滅びの間際さえも自身が全てを支配する事に異常な程に拘っていたのか、爆散直前に上記の台詞を叫んでいた。

今回の戦いでメサイアとしての人格は完全に消え去り、融合していた3枚のメサイアカードも同個体の爆散と同時に砕け散ったと思われる。
しかし、カードの集めていたデータは13番目のカードに転送されていた為、戦いの後で復活したエンターはそれを元に「新たなメサイア」として君臨すべく暗躍する。

【余談】

メサイアセルは飾りの骸骨が人型となって実体化したような姿だが、同個体はかつての面影がほとんどなく、転送研究センターをベースにした姿をスマートにした別物と化している。

その大きさは『五星戦隊ダイレンジャー』の大神龍、『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』の黒十字城などを遥かに上回る。
そのままデータを吸収していれば、『忍風戦隊ハリケンジャー』のメタル忍者テッコツメーバや『炎神戦隊ゴーオンジャー』のロムビアコのように無尽蔵に大きくなったと思われる。

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