ヒドラ

「ハーイ、また会ったな」

【名前】	ヒドラ
【読み方】	ひどら
【声/俳優】	中川素州（ウィザード）
【登場作品】	仮面ライダーウィザード仮面ライダー×仮面ライダー鎧武＆ウィザード天下分け目の戦国MOVIE大合戦
【登場話（ウィザード）】	第18話「魔力が食事」第19話「今日の命、明日の命」
【分類】	ファントム
【宿主】	ダイバー（氏名不詳）
【狙ったゲート】	及川博
【特色/力】	水中を素早く泳ぎ回る、伸縮自在の触手による攻撃
【怪物モチーフ】	ヒドラ
【その他のモチーフ】	蔦植物、イソギンチャク

全身に触手を生やしているファントム。

全身の無数の触手を操る事で水の中を高速で泳ぎ回り、伸縮自在の触手は遠い間合いからでも一気に攻撃を仕掛けられる強力な武器ともなる。

宿主も常にダイバースーツを着用し、普段から川などを泳いで移動している模様。
妻を亡くした及川博という画家のゲートをターゲットとして行動し、当初はその場に居合わせたビーストと駆け付けたウィザードに阻止され撤退した。

その後、及川を再び襲った際もウィザードに邪魔され、槍を武器に交戦する。
圧倒されると水中に逃げ込むが、ウォータースタイルの水中機動力に翻弄され、ウォータードラゴンの「ブリザード」で触手を凍らされると止めを刺されかけるが、メデューサに嘘を吹き込まれたビーストが乱入し、三つ巴の戦いに発展した。

その後、面影堂へ避難しようとする及川や晴人達の前に現れる。
自身が囮となり、及川の心の支え「亡き妻の絵」を破壊し、彼の心の中に新たなファントムを生み出す事に成功する。

しかし、様々な事情を聞いて目が覚めたビーストの参戦によって及川は救出される。
自身はウィザードと互角に交戦するが、ランドドラゴンに変身したウィザードの「グラビティ」に翻弄され、最期はドラゴンリッパーを受け爆散した。

武神鎧武配下の怪人として登場。

「ヒドラ」はギリシア神話に登場するテュポンとエキドナという怪物たちの子供で巨大な身体と複数の頭部を持ち、ヘビに似た怪物として知られている。
口から毒の息を吐き、「頭部を1つ切り落とされても再生する」とされている。

ヘラクレスの伝説にも登場し、ヒドラ自身がうみへび座に縁のある伝承を残している（複数のヘビの頭部を持つファントムは第11話にも登場している）。

右腕にはヒレのような部分が生え、左肩には灰色のヘビのような頭部が見える。

淡水生物にも「ヒドラ」と呼ばれるイソギンチャクの仲間が存在し、驚異的な再生能力と触手を広げた様子が複数のヘビに見える事から上述の伝承のヒドラの名を肖っている。

リザードマンと同様一般ファントム（ゲスト怪人枠）にも関わらず、上級ファントムに対してもタメ口で接している。

人間態の男性は常にダイバースーツで出没するため、シナリオでは一般人に目撃された事でウィザードに正体を知られる筈だったが、編集の都合上カットされたとされる。

武器の槍はヴァルキリーの槍を流用したもので、後にボギーの槍に流用された。

『ウィザード』で演じる中川氏はスーツアクターとしても活動している。

最終更新：2021年12月16日 01:59