バンダースナッチ

ビースト「とんだ大ピンチだぜ。だが、ピンチはチャンス!」

【名前】 バンダースナッチ
【読み方】 ばんだーすなっち
【登場作品】 仮面ライダーウィザード
【登場話】 第19話「今日の命、明日の命」
【分類】 巨大ファントム
ゲート 及川博
アンダーワールド 妻の由貴子と語らいながら彼女の肖像画を描いていた世界
【特色/力】 優れた飛行能力、翼と脚に備えた鉤爪、複数個体への分離および合体
【怪物モチーフ】 バンダースナッチ

【詳細】

複数の翼と脚に鋭い鉤爪を持つ巨大ファントム。

飛行能力と鉤爪を活かし、上空から急襲を掛ける攻撃を得意している。
体表を厚く覆っている皮膚は高熱や低温に強く、強力な武器となる太い尻尾を持ち、全身が個々に分裂しても独自の意思を持つかのように動き回る。
かつて生まれたジャバウォックを縦に連結したような姿をしているが関連性は不明。

大切な妻の肖像画をヒドラに破壊された及川が絶望の淵に追い込まれ、その絶望から彼のアンダーワールドに誕生した。

及川を絶望させた挙句にファントムを生み出させた責任を取る為、アンダーワールドに突入したビーストと交戦する。
途中で2体に分かれ、素早い動きでビーストを翻弄するが、ビーストが召喚したビーストキマイラも加わり、激しい攻撃に怯む。

攻撃を受ける度に分裂を繰り返すが、キマイラが全方位に放った光線で個体群を一掃される。
その後、連結した状態の個体が攻撃を再度仕掛けるが、最期はバイティングエンドを受け爆散した(それにより及川のゲート化も阻止された)。

【余談】

「バンダースナッチ」は『ジャバウォックの詩』(ルイス・キャロル原作の『鏡の国のアリス』に登場するナンセンス詩)に登場する怪物として知られている。
しかし、ジャバウォックと同様にその姿形の記述はなく、「高速で動く珍獣」という程度しか判明していない。

後にルイス・キャロルが描いた『スナーク狩り』では長く伸ばせる首と獲物を捕らえる為の顎を持ち、素早く動けるとされている。
長い顎で犠牲者を廃人に追い込むまでに弄ぶ残忍さを見せているが、やはり具体的な詳細は不明。

その姿は赤い体色の小型ジャバウォックがムカデのように連結している。

同個体を最後に巨大ファントムは第43話まで登場しなくなる。

最終更新:2022年09月19日 01:11