ギガノイド第2番・「英雄」

「私はイグレック。ギャラクシアンイグレック」

【名前】 ギガノイド第2番・「英雄」
【読み方】 ぎがのいどだいにばん・「えいゆう」
【声】 柴本浩行
【登場作品】 爆竜戦隊アバレンジャー
【登場話】 第8話「アバレブラックこの一発!」
【所属】 邪命体エヴォリアン
【分類】 ヴォッファ制作 ギガノイドスコア第2番
【製作者】 無限の使徒 ヴォッファ
【必殺技】 ギャラクシアンキック
ツインギャラクシースラッシュ
【曲】 ベートーヴェン作曲「英雄」
【モチーフ】 ヒーロー(ウルトラマン)

【詳細】

ベートーヴェン作曲の交響曲第3番「英雄」をモチーフにヴォッファが作り出したギガノイド第2番。

人気TV番組『ギャラクシアンイグレック』の正義の巨大ヒーローをヒントに生み出された。
その姿は普段子供達がTVや絵本で知っているギャラクシアンイグレックに似ているが、「正義のヒーローに憧れる子供達の純粋な心を平然と傷付ける」という卑劣な心を持ち、その巨体で繰り出すパンチとキックは高層ビルを粉々にする程のパワーを誇り、両側に刃の付いたブレードを武器としている。

暗黒の鎧を着こなそうとする破壊の使徒 ジャンヌの作戦を補佐する為に行動し、手始めに復活したギガノイドを街中に出現させる。
それを大勢の人々の目の前で倒す事によって注目を浴び、子供達の心を掴むようになり、子供達に自身の元に集まるようにテレパシーで伝える。

翌日の日曜日、イグレッグPK(サイコキネシス)で浮上させたビルやガスタンクの落下による破壊活動を子供達の目の前で行う。
駆け付けたアバレンオーに襲い掛かり、その光景を目の当たりにした子供達を深い絶望感に陥れ、ジャンヌが子供達から絶望の涙を集めていき、その涙の力によって鎧を着こなそうとジャンヌは目論み、「イグレックでない」という事をやっと知ったアバレンオーを身軽な動きと驚異的な攻撃力で苦戦させる。

涙を十分に集めたジャンヌの元にアスカが駆け付け、子供達を悲しみのどん底に陥れた卑劣なやり方に怒る彼はブラックとしての力を取り戻す。
真の力を発揮するブラックに敗北したジャンヌの撤退後、ブラックに襲い掛かるもダイノスラスター・ストームインフェルノに怯み、続け様にグランドインフェルノで起こした地割れに挟み込まれてしまい、最期はファイヤーインフェルノを受け爆散した。

敗北後、今回の戦いで体力とダイノガッツをかなり消耗したアスカは1週間もの永い眠りに落ちた。

【余談】

ウルトラマンを思わせる装飾の少ない巨大ヒーローのような外見を持ち、カラータイマーらしき物も確認できる。

子供達の反応によれば、「ギャラクシアンイグレックはパンチとキックを使った格闘戦を得意とするヒーロー」らしい。
「ギャラクシアンパンチ」と「ギャラクシアンキック」を必殺技とし、彼も使用する武器には「ツインギャラクシー」という名称がある。

アバレンジャー側も「本物のイグレッグ」と思っていたが、幸人は「フィクションのヒーローが現実に出てくるなんて胡散臭い」と怪しんでいた。

今中笑里を素体にしたギガノイド第6番・「巨人」を除けば、ギガノイドの中で人間の言葉を話す唯一の個体でもある。

作中に実在するキャラクターに扮した怪人シリーズ第30作目にも登場している

最終更新:2013年01月28日 17:07