【名前】 |
ラッパラッター |
【読み方】 |
らっぱらったー |
【登場作品】 |
海賊戦隊ゴーカイジャー Vシネクスト テン・ゴーカイジャー |
【初登場話】 |
第15話「私掠船現る」 |
【分類】 |
アイテム |
【所有者】 |
バスコ・タ・ジョロキア |
【モチーフ】 |
ラッパ |
【名前の由来】 |
ラッパ+掻っ払った |
【詳細】
バスコ・タ・ジョロキアが所有するラッパ型の特殊ツール。
弁(ピストン)に当たる部分に5つの鍵穴があり、そこに
レンジャーキーをセットしてから吹き鳴らすことでキーに宿る戦隊ヒーローの力を傀儡として実体化させる事が可能となる。
最大で5人の戦隊ヒーローを一度に召喚可能な他、歴代のスーパー戦隊メンバーから「大いなる力」を強引に奪い取る事もできる。
エネルギーを吸収し実体化させるというのが根本的な性能であるとすると、キーの力を吸収して実体化させているのかもしれない。
実体化した戦隊ヒーローは武器や能力を自由自在に使えるも、本来の変身者がチェンジしていない文字通りの傀儡であり「魂」が無い。
そのためウルザードファイヤーやデカマスター等基礎戦闘力が凄まじいヒーローが実体化すると敵として厄介ではあるが、家族を守るためという意識も、犯罪から市民を守るという使命感も一切持たないため次第に力を得ていったゴーカイジャーの敵では無くなった。
倒されるとキーに戻ってしまうため度々バスコがサリーに拾わせ再利用している。
バスコがゴーカイジャー本編で死亡した後、回収されないまま放置されていたらしく、ゴーカイジャーの続編として制作されたテン・ゴーカイジャーでは、確保されたラッパラッターを解析し、キーをセットしなくても任意の戦隊ヒーローを実体化させる「スーパー戦隊実体化システム」と呼ばれるシステムが作られた。
それを基にザンギャックが滅亡した10年後の地球においてレンジャーキーに宿るヒーローの力を実体化させて戦い合わせ、その勝敗で賭け事を行うスーパー戦隊ダービーコロッセオが地球人発案のもと行われている。
レンジャーキーに力を与えているスーパー戦隊側はその扱いを地球人に委ねており、一応同意も得ているのだが、その運営の裏には
とある思惑が蠢いていた…
【余談】
特撮作品のシリーズとしては異なるが、『
仮面ライダーディケイド』のディエンドライバーの能力は「セットしたカードの仮面ライダーを実体化させ戦わせる」というものであり、同アイテムも能力が酷似している。
他にもディケイドライバーの機能は「歴代ライダーに自分が変身する」というものであり、ゴーカイジャーの所持する(セットしたレンジャーキーのレジェンド戦隊に変身させる)モバイレーツやゴーカイセルラーとの対比関係もよく似ている。
両作共にシリーズとして節目の年の記念作品であり、「これまでの過去作品の登場人物がゲスト出演し、ストーリーが進む」という共通点がある。
最終更新:2022年07月26日 23:03