テンサイキック

「天才は、忘れた頃にやって来るのだ」

【製作No.】 第3号
【名前】 テンサイキック
【読み方】 てんさいきっく
【声/俳優】 ボンバー森尾(森尾ナオアキ)
【登場作品】 爆竜戦隊アバレンジャー
【登場話】 第11話「アバレサイキック。ブヒッ。」
第30話「最凶!アバレヴォリアン結成」
【所属】 邪命体エヴォリアン
【分類】 ミケラ創造トリノイド
【製作者】 創造の使徒 ミケラ
【必殺技】 サイキックビーム
おツノこサイサイ
【使用カラー】 アカザ科楽々エキス入り砂糖大根色
サイ科ゴーグルエキス入りライノス色
超感覚エキス入りエスパー色
【植物モチーフ】 甜菜
【生物モチーフ】 サイ
【抽象モチーフ】 超能力(英:psychic)
【その他のモチーフ】 学者、教育者

【詳細】

ミケラが3つのモチーフ(甜菜、サイ、超能力)を融合させて作り出したトリノイド第3号。

サイキック砂糖大根を食べた人間は超能力者となり、透視や念動力などの能力を得た者を自身の意のままに操る事ができる。
ゴーグルからのサイキック光線「サイキックビーム」で宙に舞い上げた相手をあちこちに叩き付け、角に相手を引っ掛けて投げ飛ばす「おツノこサイサイ」も高い攻撃力を誇る。

要塞生命体アノマロガリスと共に密かにアナザーアースに送り込まれていた為、「第3号」とナンバーが若い。

入学金無料・授業料100円の学習塾「大天才予備校」を開き、集めた人々に砂糖大根を食べさせる事で意のままに操る。
塾生に超能力でアナザーアースに恐怖を巻き起こさせ、アナザーアース侵略の為に必要な悲しみの涙を日本全国で流させようと目論む。

しかし、笑里とは学校のテストで最下位争いの友人・小松若菜が急に頭が良くなり、落ちた消しゴムを念力で拾う姿を見た彼女に怪しまれる。

塾生に変装した凌駕達3人は笑里と共に学習塾に潜入し、自身が正体を現すと変装を解き、操った塾生達に笑里は砂糖大根を食べさせられてしまう。
ブラック以外のアバレンジャーとの交戦で角を叩き折られるが、次々と戦闘場所を変えていき、呼び寄せた塾生を攻撃できない3人を翻弄する。

今度は廃墟でアバレンジャーを塾生の幻影で攻撃するが、笑里にアバレイザーでゴーグルを切り付けられる。
笑里は砂糖大根を食べていたが、飲み込みが遅かった為に効いておらず、彼女の一芝居を打たれ、塾生達の洗脳を解かれてしまうと形勢が逆転し、そのままアバレンジャーの反撃と笑里のアバレイザーの射撃に怯み、ダイノダイナマイトを受け倒される。

その直後、ジャメーバ菌を含む雨を破片が浴びた事で再生巨大化する。
両手の間に作り出して飛ばすエネルギー弾でアバレンオーを攻撃するが、自慢げに喋った上記の台詞がアバレンジャーの戦闘意欲を逆に向上させる結果になってしまい、最期は爆竜電撃ドリルスピンを受け爆散した。

敗北後、笑里も超能力が使えるようになり、アバレピンクに変身しようとするが、発音を間違えた為にブタ(アバレピッグ)となり、凌駕達からは「もっと勉強しろ!」と言われてしまい、笑里はしばらくブタの姿で過ごす事になる。

第30話でシャークルマーガレットアヤメガネズミと共に復活し、邪命戦隊エヴォレンジャーのテンサイエローとなるが、エヴォリアンを乗っ取ったアバレキラーによって倒された。

【余談】

学習塾は全国に108も展開する程になり、45万人の塾生が集まった。

トリノイドの中で唯一「植物」と「何か」の名前がそれぞれ独立して繋がっておらず、「動物」の「サイ」の部分を共有した名前になっている。

「塾を開き、そこに通う人間を洗脳する」怪人前作にも登場している

超能力をモチーフにした怪人は非常に珍しく、スーパー戦隊シリーズにおいて『バトルフィーバーJ』のネンリキ怪人以来の登場となる(超能力で戦う怪人は数多く登場している)。

演じる森尾氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は今作が初となる。

最終更新:2014年06月22日 09:35