デーボ・キビシーデス

「誰しも学び変わる。変わるのは今!今でしょ!」

【名前】 デーボ・キビシーデス
【読み方】 でーぼ・きびしーです
【声】 稲田徹
【登場作品】 獣電戦隊キョウリュウジャー
【登場話】 ブレイブ14「あぶなァーい!スピリットベース」
ブレイブ37「リベンジ!ゆうれいデーボスぐん」
【所属】 デーボス軍
【分類】 デーボモンスター
【創造者】 百面神官 カオス楽しみの密偵 ラッキューロも加担)
【考え】 「楽ばかりしているラッキューロを教育しよう」
【集める感情】 なし
【成分】 黒板、教科書、机、先生、など
【配合】 ブラスティック教鞭、ガトリングペンシル-HB、超時空爆弾
【特記事項】 得意技は先制攻撃
【その他のモチーフ】 机、鉛筆などの文房具、ノート、教科書
【名前の由来】 厳しいです

【詳細】

少女漫画に夢中になるあまり働かないラッキューロに業を煮やしたカオスが「楽ばかりしているラッキューロを教育しよう」という考えのもと作らせたデーボモンスター。
ラッキューロが苦手に思うものを思い浮かべて柱に触ったことで作られ、胴体に「哀しみ」、「怒り」、「喜び」の石膏像がある。

創造者はラッキューロだが、考え自体はカオスのもの。
一応はラッキューロを「様」付けで呼ぶものの指導は厳しく、怠け者の根性を超スパルタ教育で「今!」叩き直していく。
その性格上ラッキューロやアミィのような怠け者を見ると教育したくて仕方がなくなるよう模様。
ちなみにラッキューロ曰く「超嫌いなタイプ」。
反論されたり生徒を怒るときは「このバカチンがー!」と叫ぶ。

キョウリュウジャーを倒すために必要な様々な知識を「予習」し身につけており、獣電池をチャージするのに必要なスピリットベースの場所を探し当てて破壊することを目的としている。
そのためにラッキューロを指導していくが、その最中日頃の行いがたたり「ジェントルデー」を執行されたアミィを目撃。
ジェントルがいない隙にだらける彼女を見て教師魂に火がついたのか、本来の教育対象であるラッキューロそっちのけでアミィを連れ去り彼女の指導に当たる。

だがジェントルと共に駆けつけた空蝉丸が駆けつけゴールドに変身。
彼と公園で対戦、予習した知識を元に彼に対抗しようとするが、自分の予測を上回る強さを発揮するゴールドに歯が立たず獣電ブレイブフィニッシュ・雷電残光を食らい爆散した。

なお、話の中盤からラッキューロと別れた上に倒された時点で彼はスピリットベースにいたため、キビシーデスの場所を知らずそのまま巨大化することはなかった。

また一度スピリットベースの侵入に成功したはずのラッキューロだったが、その事件で学習したトリンが入り口に細工を施した事で再度侵入することができなくなり、同行していたカオスによって制裁を受けてしまった(何故かカオスはキビシーデスの教鞭を所持し、そのことをラッキューロ自身に突っ込まれた)。

ブレイブ37では幽霊軍団の残党としてスポコーンアックムーンと暗躍。
「私立デーボス学園」の教師になり、アックムーンにキョウリュウジャーに関する知識を叩き込んだ。

アックムーンの新技「オサキマックラー」を利用して自らシルバー(トリン)の身体を奪ってキョウリュウジャーを追い詰めるが、ソウジの「トリニティストレイザー」を受けたことが敗因に繋がり、キョウリュウジャーに再び倒され、三人揃って巨大化しても、たいした戦いも見せられずに一掃されてしまった。

【余談】

『エターナルブレイブ』によると、ジオラマテーマは「教室」。

演じる稲田徹氏は特捜戦隊デカレンジャーにてボスことドギー・クルーガーを演じたことで有名であり、幹部以外にも過去の特撮にも多く出演し、『ゴセイジャー』にも14話に登場する幹部を演じた。
決め台詞に使っている「今でしょ!?」というフレーズは、当時流行していた某塾講師が元ネタと思われる。

復活時、自分と同じく軟弱な者の根性を叩き直すスポコーンとはウマが合うようで、お互いに「スポコーン先生」、「キビシーデス先生」と呼びあって意気投合していた。

また他人に厳しい反面、自身の抱えてる欲が強く、「オサキマックラー」の効果を失った際には「もう少しヒーローでいたかった」と小言を呟いたり、巨大化した時にも「おお!前回(生前)では叶わなかった夢の巨大化!」など願望が口からダダ漏れていた。
また自分のアイデンティティに忠実すぎて本来の任務を放置してしまう辺り、ある意味ラッキューロとさほど変わらない。
蛙の子は蛙…ということだろうか。

最終更新:2020年07月19日 22:30