ゼツメイツ

「「「俺たち、仲良し三人組!!!」」」

【名前】 ゼツメイツ
【読み方】 ぜつめいつ
【登場作品】 獣電戦隊キョウリュウジャー
【初登場話】 ブレイブ1「でたァーッ!まっかなキング」
【所属】 デーボス軍
【分類】 デーボモンスター(後に再生怪人)
【モチーフ】 恐竜絶滅の起因とされる現象
【名前の由来】 絶滅

【詳細】

デーボモンスターの中でも、とくに強大な力をもった最凶怪人たちの総称。
「冷気」のデーボ・ヒョーガッキ、「病気」のデーボ・ウイルスン、そして「熱気」のデーボ・ナガレボーシの三体で構成される。

太古の昔、地球の支配種だった恐竜たちを絶滅に追いやり、以降も現在に至るまで様々な時代で獣電竜やキョウリュウジャーたちと死闘を繰り広げてきた。

現在の「人間の感情を集める」デーボモンスターとは存在理由が異なるので、ボディに感情の顔が無い。

ブレイブ1でヒョーガッキ、ブレイブ6でウイルスン、さらにブレイブ18でナガレボーシがそれぞれ単体でキョウリュウジャーに倒されて全滅。

後に、獣電竜プレズオンの帰還に危機を抱いたカオスによって3人揃って復活。3人のコンビネーションから繰り出される「デーボス滅ボール」でキョウリュウジャーに大打撃を与えた。
しかし、「プクプトル」を使った「のっさんボール」に応戦され、跳ね返された滅ボールで自滅して撤退。

その後の再戦ではフェイントで「冷気」と「病気」の滅ボールで奇襲をかけてキョウリュウジャーの武装を無力化し、まともに戦えない相手を再び猛攻で攻める。
しかし、バイオレットの介入でペースを乱され、さらにデーボス滅ボールをキョウリュウジャーに奪われたことでまたもその餌食になり大ダメージを負ってしまう。
その際のダメージが一番多かったのか、ナガレボーシが巨大化し、レッドが搭乗するプレズオーによって倒された。

次にウイルスンが自分の分身をスパイにしてプレズオンラボを襲撃させ、同時にとあるダムに復活水を培養して氷結城を浸させることで強制的にデーボスの復活に成功。
ところが、巨大化したウイルスンは助けを求めたデーボスに吸収されて消滅してしまう。

残ったヒョーガッキも復活したデーボスに加勢する形で奮闘するもデーボスがバクレツキョウリュウジンに倒されてしまう。
そのことで復讐に燃え、弔いの作戦を立てて挑むが、7人のキョウリュウジャーに倒されたことで今度こそ絶滅した。

【余談】

三位一体のチームやボールを用いた必殺技、さらに登場シーンで遠近感のある「ゼツメイツ」という文字が背景に浮かぶなど、明らかにひと昔前のスーパー戦隊を意識している描写がある。

なお、それぞれのモチーフは「氷河期」、「ウィルス」、「隕石」と実際に恐竜を絶滅させたと言われてる現象である。

また「ゼツメイツ」とは、元々企画段階で没になったはずの敵組織(デーボス軍)の仮称だった。


ちなみに彼らの戦闘回は、キョウリュウジャーたちの戦力増員の節目のエピソードに当たる。
  • ナガレボーシ→ブンパッキー(キョウリュウジン・カンフー)初登場、プレズオン(プレズオー)初登場(再生時)
  • ウイルスン→アンキドン(キョウリュウジン・マッチョ)初登場
  • ヒョーガッキ→キョウリュウジャー結成、新生バイオレット参戦(再生時)


最終更新:2014年10月05日 08:17