ギガンテス

ウィザード「ここはコヨミにとっても大切な場所だからな。お前なんかに壊させる訳には行かない!」

【名前】 ギガンテス
【読み方】 ぎがんてす
【登場作品】 仮面ライダーウィザード
【登場話】 第43話「白い魔法使いの秘密」
【分類】 巨大ファントム
ゲート 西園寺雅文(人気小説家)
アンダーワールド 10年前に幼い頃のコヨミと出会った湖の畔(笛木親娘の敷地?)
【特色/力】 怪力、身体の一部となる鎖で相手を捕らえる
【怪物モチーフ】 ギガンテス
【その他モチーフ】 あやとり?

【詳細】

2本の腕が鎖で繋げられた特異な姿をした巨大ファントム。

両方の腕から繰り出す攻撃であらゆる物を破壊し、鎖のように見える部分も身体の一部となり、あやとりのように鎖を編んで相手を捕らえる。

幼い頃のコヨミの落とした玩具の指輪をスフィンクスに破壊された西園寺が絶望の淵に追い込まれ、その絶望から彼のアンダーワールドに誕生した。

現実世界に実体化を果たす為に西園寺の精神世界で暴れ回るが、ウィザードがエンゲージウィザードリングによって彼の精神世界に侵入する。
ウィンガーウィザードラゴンに乗って応戦するウィザードを上述の能力で押し返すが、鎖を引き千切られると無力化し、最期はオールドラゴンとなったウィザードの必殺技を受け爆散した(それにより西園寺のゲート化は阻止された)。

敗北後、西園寺のアンダーワールドに侵入した晴人はそこで「コヨミが笛木の娘」という真実を知る事になった。

【余談】

「ギガンテス」とはギリシャ神話の巨人「ギーガス」の総称となる「巨人族」を示す(厳密には「ある種の怪物単体」を指している訳ではない)。
ガイアとウラノスの間に生まれたとされ、その醜い姿の為にウラノスによって冥界「タルタロス」に閉じ込められ、彼に代わって神々の王となったクロノスの時代にゼウスによってタルタロスから解放され、彼と共にクロノスと戦い、ゼウスを王位に就けるが、後に神々と戦う大戦争を引き起こす。

第11話の巨大ファントムと若干似ているが、同個体は岩肌のような質感で1対の巨大な両手首が中央の物体に繋ぎ止められた姿をしている。

10年前の西園寺は小説家としてスランプに陥った事があり、ブランコに乗ったコヨミにその荒んだ心を癒された。

「現実世界とアンダーワールドの戦場が同じ場所(湖畔)」という珍しいケースでもある(実際にアンダーワールドの方はゲートの記憶による「過去の世界」)。

第19話以来の巨大ファントムとなる(更にウィザードのオールドラゴンも第23話の初陣以来、20話振りに登場している)。

テレビ朝日公式サイトの「ファントム」の欄に「ギガンテス」と表記されているが、「ストーリー」では「ギガンデス」と表記されている。

最終更新:2014年06月27日 23:17