ウロボロス

【名前】 ウロボロス
【読み方】 うろぼろす
【登場作品】 劇場版 仮面ライダーウィザード in Magic Land
【分類】 巨大ファントム
ゲート シイナ
アンダーワールド シイナと母親の思い出
【特色/力】 鋭い牙と爪による攻撃、隠されたもうひとつの頭
【怪物モチーフ】 ウロボロス

【詳細】

3体の上級ファントムに襲われて応戦するも力及ばないことに絶望したシイナのアンダーワールドに誕生した巨大ファントム。

空中を高速で飛び回る能力を有し、その巨体に似合わない俊敏性は極めて高い為に動きを捉える事は至難の業となる。
全身が強力な筋肉と硬い鱗で覆われ、鋭い爪と牙などが凄まじい武器となり、尻尾のように見える部分にはもう1つの頭部が隠され、背後からの攻撃にも即座に反応できる。
「体長を自在に変化させる」という記述も見られるが、そういった能力が確認できるシーンは無い。
二つの頭から高威力の光線を発射して攻撃もできる。
死角からの攻撃にも強い双頭は利点でもあるが、どうやらそれぞれ思考は別々に行われているらしく、複数の相手がコンビネーションで翻弄してくると対処にかかりきりとなり本体がおろそかになってしまう。

シイナのアンダーワールドに侵入したウィザードとビーストはそれぞれ使役するファントムに乗って応戦し、自身は飛行能力と驚異的な俊敏性などで2人を苦戦させる。
しかし、2人のコンビネーションで橋に身体を巻き付けた事で動けなくなり、最期は両方の頭部にそれぞれ2人の必殺技を受け爆散した(それによりシーナのゲート化も阻止された)。

同個体が倒された事でシイナは魔力を失い、魔法を使う事ができなくなった(シイナ本人はこの事を知らなかったらしく、魔法使いの国の中ではファントムになりかけ、アンダーワールド内に発生したファントムを他者に倒して救われた事例はあまり存在しない模様)。

【余談】

「ウロボロス」とは古代の象徴の1つとされ、自身の尻尾を噛んで輪となったヘビ(或いは)を図案化した怪物らしい。

劇場版に登場する巨大ファントム故に、本編に登場した個体群を遥かに超える巨体を誇る。
なお撃破の際、仮面ライダービーストは初めてビーストキマイラを変形させて放つストライクビーストを披露している。

最終更新:2022年09月19日 01:08