デーボ・シノビンバ

「我々の狩りの邪魔は辞めて貰おう」

【名前】 デーボ・シノビンバ
【読み方】 でーぼ・しのびんば
【声】 伊藤陽佑
【登場作品】 獣電戦隊キョウリュウジャー
【登場話】 ブレイブ27「オ・マツリンチョ!レッドちょうしんか」
【所属】 デーボス軍
【分類】 デーボモンスター
【創造者】 怨みの戦騎 エンドルフ
【考え】 「キョウリュウレッドが狩られれば、その仲間のキョウリュウジャー達は怨む」
【集める感情】 怨み
【成分】 忍者、影、イカなど
【配合】 デーボ忍法、印影刀(しるえいとう)
【特記事項】 術に影響はないが、やはり曇りの日は憂鬱
【名前の由来】 忍び+ビビンバ

【詳細】

エンドルフの「キョウリュウレッドが狩られれば、その仲間のキョウリュウジャー達は怨む」という考えによって誕生したデーボモンスター。

忍法を操る能力を有し、影を依り代にした過激なデーボ忍法(数体の影法師を投影する「影分身」、十字型の幻影を手加減なく発射する「乱れ手裏剣」など)を使用する。
地面からトカゲの如く這い出した影が相手を捕縛する「影封印」を必殺忍法とし、これで武器を拘束した相手の変身を封じる事もできる。

キョウリュウジャーの力を封じた間に(ガブティラ人間と化した)レッドの抹殺を目論むエンドルフのキョウリュウレッドハンティング作戦においてデーボ・カリュードスを陰からアシストする。
とある森でダイゴを探索中のレッドとブラック以外のキョウリュウジャーをエンドルフやカリュードスと共に迎え撃ち、上述の影分身でグリーンとゴールドを圧倒し、エンドルフに変身を解除された4人を上述の影封印で変身不能に追い込む。

生身の4人がゾーリ魔と交戦中にレッドを襲撃し、駆け付けたブラックの変身も封じるが、「空蝉丸には戦国時代に編み出したもう1つの変身法『ドロロンシノビチェンジ』(イアン曰く「とっておきの切り札」)がある」というイアン達の時間稼ぎでレッドを取り逃してしまう。

その後、賢神トリンの尽力で正気に戻ったレッドの変身も封じるが、駆け付けた弥生の助言でダイゴはカーニバル獣電池をガブティラに装填する。
それによりオーバーチャージモードとなったミニティラにダイゴの影封印を解かれ、更にレッドが強化変身したキョウリュウレッド・カーニバルになす術もなく、獣電カーニバルフィニッシュを受け敗北(それと同時にイアン達5人の影封印も解除された)。

その直後、デーボスの復活水を浴びて巨大化する。
上述の乱れ手裏剣でバクレツキョウリュウジンを攻撃するが、獣電爆裂ストームで動きを封じられ、最期は獣電砲・爆裂ブレイブフィニッシュを受け爆散した(その際に「デリート!」と叫んでいる)。

【余談】

武器の「印影刀」は「シルエット」との語呂合わせのような名前となっており、両足に脛を掴む影の手の意匠が見られる。

前々作第27話にもイカをモチーフにした怪人が登場している。
更にシリーズ第27作目第27話にも頭足類をモチーフにした怪人が登場している(あちらの戦隊も恐竜がモチーフになっている)。

デザイナー・K-SuKe氏によれば、「『(忍者からイメージした)影→黒色→墨』と連想し、自身の身体に見立てた墨で敵を幻惑するイカをモチーフにした」らしい(公式完全読本『KYORYUGER ETERNAL BRAVE』より)。

声を演じる伊藤氏は『特捜戦隊デカレンジャー』でデカグリーン/江成仙一(センちゃん)役としてレギュラー出演している(カリュードス役の土田大氏と共演し、巨大戦で止めを刺された際の台詞は同作の敵怪人を倒す(処刑する)際の用語のオマージュ)。

最終更新:2015年05月08日 16:17