魔宝石の世界の怪人

【名前】 魔宝石の世界の怪人
【読み方】 まほうせきのせかいのかいじん
【登場作品】 仮面ライダーウィザード
【登場話】 第52話「仮面ライダーの指輪」
最終話「終わらない物語」
【分類】 歴代怪人たちの亡霊?

【詳細】

『クウガ』から『フォーゼ』までの、歴代の平成仮面ライダーたちによって倒された悪の怪人たちの「無念」を封じ込めた、「魔宝石の世界(別名、怪人たちの楽園)」の中で生活している住人たち。

元々はその世界でごく普通に生活している人間だが、ある程度成長すると様々な怪人に変身する能力を身に着ける(その世界の輪島によると、実際に変身するまではどの系統の怪人になるのかは本人にも分からないらしい)。
元が平穏に暮らしてた人間ということもあり、「まだ怪人に覚醒してない者は無暗に襲ってはいけない」など、意外とフェア精神を持ち合わせている。むしろフレンドリーな一面もあり、この世界に招かれて寛ぐ攻介を親身にもてなすシュールな場面もあった

世界の主アマダムから「ライダーリング」を盗んだとしてとある「少年と少女」を追い、ウィザードや少年が召喚したライダーたちと敵対する。

アマダムの指揮の下、ライダーに敵対した怪人たちは一掃されたが、一部はその世界の住人として生存していると推測される。

【登場した怪人たち】













【余談】

「魔宝石の世界」は次元と時間が出鱈目な世界。
晴人の身の周りの人々は年齢や人格もあべこべ(何故か輪島だけがそのまま)で、少し歩いただけで全く景色が異なる場所に移動してしまう。
また現実世界から晴人、攻介、そして紘汰の3人が取り込まれたが、晴人が「ファントムとの最終決戦後」に飛ばされたのに対し、攻介は「まだキマイラの力を失っていない時間軸」から呼び出されている。

怪人たちは全員が人間態を持つようだが、アンノウンイマジンなどオリジナルでは人間にはならないはずの種族もいる。
なお、住民の誰もが怪人に覚醒するわけではなく、輪島たちのようにいつまでも怪人に変身できない「なりそこない」もいる。


この世界のお宝である「ライダーリング」は世界を支える存在で、空に浮かぶもう1つの地球が中天の位置に来た際に願いを込めるとそれを叶えることができるとされる。ただし、仮に「外の世界へ出たい」と念じるとこの世界そのものが崩壊し、魔宝石に封印されていた全ての怪人までもが現実世界に溢れてしまうらしい。
そう考えると、むしろ「世界の解放」を望む少年たちを妨害することは、一見矛盾しているようにも見えるが、実際は主アマダム自身が外の世界への脱出を企てていたことが判明する。

最終更新:2013年10月04日 17:42