オーマ大臣 > 仮面ライダーソーサラー

「貴様の魔法など通じるか!」

【名前】 オーマ大臣/仮面ライダーソーサラー
【読み方】 おーまだいじん/かめんらいだーそーさらー
【声/俳優】 陣内孝則
【登場作品】 劇場版 仮面ライダーウィザード in Magic Land
【分類】 魔法使い/ファントム
【変身】 仮面ライダーソーサラー
【変身アイテム】 ソーサラーのベルト
ソーサラーウィザードリング
【名前の由来】 魔法使い(英:Sorcerer)

【詳細】

「金色の魔法使い」の異名を取る謎の仮面ライダー。正体は「ドレイク」という名のファントム

白い魔法使いと同型のタイプのドライバーを腰に装着している(これは魔法使いの国にいる仮面ライダーメイジと同じだが、能力も同一なのかは不明)。
巨大な黒色の魔法石「エクセルシャード」が埋め込まれた長大な斧「ディースハルバード」を武器とし、ファイナルストライクウィザードリングで「ストライクソーサラー」というキック技を発動する。

ディースハルバードはそのリーチに加え、「レイブレード」と呼ばれる刀身部に流れる魔力によって相手の防御を無視できる。
コモンウィザードリングによってウィザードよりも質の高い魔法を自在に使いこなし、各種スタイルのウィザードやビーストを圧倒する程の非常に高い戦闘力を発揮する。

冒頭で攫ったコヨミの中に眠る魔力を使い、世界創造を行うクリエイトウィザードリングによって「魔法使いの国」を創り出した。

魔法使いの国では「オーマ」という大臣としてマヤ大王に使える壮年の男性として暗躍する。
魔法の国で魔力を持たずに魔法を使えないマヤの代わりに魔法を使う事で周囲を欺き、その一方で「全ての魔法使いを消滅させよう」と考えるマヤの補佐として夜な夜な人々を浚い、「タナトスの器」と呼ばれる不気味な像を作っていた。

迷い込んだ魔法の国で当たり前のように使われている魔力流通システムに疑問を持った晴人やそのシステムに対する疑問を持ち続けていた功介にタナトスの器を見られた為、ソーサラーに変身して彼らを撃退するが、ビーストの助けでウィザードを取り逃がしてしまう。

タナトスの器を前に魔法使いを全滅させようとするマヤを晴人は説得しようとするが、オーマ大臣が魔力を持たないマヤを疎ましく思う父親に取り入る事で魔法の国の国民を欺き続けていき、蓄積されたマヤのコンプレックスは膨大なものだった為、晴人の説得には耳を貸さずにタナトスの器を発動する。

魔力流通システムで国民から集めた魔力を器を通して逆流させるが、タナトスの器の真の力はマヤさえも知らないものだった。
「これまで蓄積した魔力を逆流させる」というところまでは同様だが、流し込まれた膨大な魔力はその人物を絶望と同じ状態にし、大量のファントムを生み出す為のものだった。

想定していない事態に動揺するマヤの前に姿を現し、その目的とファントムとしての正体を明かして彼を絶望させる。
しかし、晴人は逆流した魔力に耐え切って絶望を押さえ込む事に成功し、その事に一瞬だけ驚愕するもすぐさまソーサラーに変身して、ウィザードとの最後の勝負に挑む。

ウィザードの様々なスタイルをその力で圧倒し、決着を付けようと上述のストライクソーサラーを発動するが、ウィザードはフィニッシュストライクウィザードリングの効果でインフィニティードラゴンとなり、最期はインフィニティーエンドに押し負けて爆散した(それと同時にクリエイトウィザードリングで改変した世界も元の世界へと戻った)。

【余談】

ファントムでも魔法使いに変身できる彼の存在は白い魔法使いとワイズマンの関連性を思わせるものだが、こちらの正体は完全にファントムの方らしい。

オーマが白い魔法使いドライバーを入手した経緯は関連書籍などでも明らかになっていない。
アマダムのように古来に存在した悪しき魔法使いではないか?とする見方も。

コヨミは「魔力を持たず、定期的に晴人から魔力を補充してもらわないと活動を停止してしまう」とされていたが、ソーサラーがコヨミの中に眠る魔力を用いてクリエイトのウィザードリングを発動させたところを見れば、彼女の中にある賢者の石に関して何らかの知識があったと思われる。

同作で『特捜戦隊デカレンジャー』のデカレッド/赤座伴番(バン)役の載寧龍二氏が仮面ライダーメイジ/近衛隊長役としてゲスト出演している。

最終更新:2024年01月14日 01:03