カーバンクル

【名前】 カーバンクル
【読み方】 かーばんくる
【声】 古川登志夫(ワイズマン
【人間態】 笛木奏(白い魔法使い
【登場作品】 仮面ライダーウィザード
仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦
【初登場話】 第8話「新たな魔宝石」
【分類】 人造ファントム
【特色/力】 腕を剣状に変形させた攻撃、自分の身体による魔宝石の生成など
【怪物モチーフ】 カーバンクル
【その他モチーフ】 白虎

【詳細】

サバトや絶望を介さず、人為的に生み出されたファントム。

白く捻じ曲がった鋭角なシルエットに、胸部や頭部に紫の石が埋め込まれた姿をしている。
人造ファントム故か、他の人型ファントムが身に着けている鳥の嘴のような「シンボル」がない。

多彩な能力を持ち、作中では自分の肉体から魔宝石を生成、左腕を剣に変形させての攻撃、さらに他人の魔力を奪って無理矢理別の魔法に転用などという荒業をいとも容易く実行してみせた(作中では結界を越えてアジトに入ったウィザードをインフィニティ―の変身を解除するまで魔力を吸い取り、それを利用して彼を結界の外に追放して再度結界を貼りなおした。なお、これらがカーバンクルとしての能力なのか、白い魔法使いとしての能力なのかは不明)。

TVでは白い魔法使いこと笛木奏が独学で編み出した技術で製造。
その身に宿して「魔法使い」の力の根源である魔力の供給源にし、同時にこの姿を借りることでファントムの統率者「ワイズマン」の名を騙って君臨していた。

最終的にグレムリンの不意打ちで、斬殺された奏とともに死滅したはずだが、森の奥にある人造ファントム研究所に数体安置されていたのを国安0課が発見。
突然彼らの目の前で3体が動き出して襲いかかり、ボディーガードとして同行していた3人の仮面ライダーメイジと交戦する。

ブリザードによる凍結も数秒の足止めにすらならないなど並のファントムを超える強さを発揮するが、突如現れた大須賀に人間体で3体まとめて圧倒され、ファントムとしての姿を表した彼に全員食われ吸収された。

その後別個体が3体出現し、ビーストと交戦。
シューティングミラージュにより3体まとめて撃破された。

【余談】

「カーバンクル」とは16世紀の南米(パラグアイ)で目撃された幻獣。
その姿は諸説あり、鳥や竜など正確な容姿は定まっていないが、全て「額に燃えるような赤い石を埋め込んでいる」という部分が共通している。
ファンタジー作品に登場するモンスターであり、某スライムパズルのマスコットが有名である。

その名は「燃える石炭」を意味し、宝石の「ガーネット」を指す言葉でもある。

劇場版戦国MOVIE大合戦に登場したカーバンクルは一言も喋らなかった。

「完全超悪」で確認できるデザイナーコメントによれば、首領を始めとするファントムの幹部は4人ということが決まっていたため中国の四神を当てはめ、カーバンクルは白虎をモチーフにしているとのこと。

最終更新:2021年03月13日 02:10