大地の魔神ガドマ

「ゴゥーン、ゴゥーン」

【名前】 大地の魔神ガドマ
【読み方】 だいちのまじんがどま
【登場作品】 獣電戦隊キョウリュウジャー
【登場話】 ブレイブ34「ふっかつ!ブラギガスしゅつげん」
ブレイブ35「チョーすげえッ!ギガントキョウリュウジン」
【所属】 デーボス軍
【分類】 魔神
【創造者】 暗黒種デーボス
【考え】 なし
【集める感情】 なし
【成分】 墓場、門、屍、手向けの花、など
【配合】 墓射光線、墓威力
【特記事項】 攻めの姿勢で守る
【その他のモチーフ】 城壁?、花瓶?、棺桶?
【名前の由来】 竃?、ガードマン?

【詳細】

1億年前にデーボスが全獣電竜に追い詰められた際、防衛のために地球の土壌から作り上げた巨大な魔神。
デーボスが「あらゆる外敵から我が身を守らせる」という考えを元に誕生した。

本来「盾」として生まれたはずだがその戦闘力は圧倒的で、身体から放つ破壊光線ならぬ墓射光線の威力は凄まじく、一瞬にしてガーディアンズ獣電竜を葬ってしまうほど。
また墓威力(はかいりき)と呼ばれる怪力も強力で特記事項にあるように「攻めの姿勢で守る」を体現したかのような存在である。

一億年前獣電竜達との決戦に際してデーボスが大地から作り出し、その圧倒的な力でガーディアンズを一掃。
しかしそのことでブラギガスの怒りを買い、彼のボディに全獣電竜のエネルギーを収束して放つ禁断の大技、「ギガント砲」によって背後のデーボスもろとも貫かれてしまう。
その結果デーボスは封印されてしまい、自身も深手を追いつつも「ギガント砲」の反動で動けなくなったブラギガスと大地の底に沈んで心中した。

だがその寸前中枢部分を切り離しており、カオスタイリョーンを使ってそれを確保。
復活したブラギガスに呼応するように染み付いた自身の細胞を媒介に"呪い"を発動しブラギガスはもとより、その体内に戻ったスピリットベースを通してキョウリュウジャーのガブリボルバー等が発するキョウリュウスピリットを阻害し彼らを大幅に弱体化させる。

そして中枢部分から大地を吸収することで現代に復活。
対人類用に進化を続けるデーボスに呼応することで誕生した一億年前よりもパワーアップを果たしており、弱体化しているとはいえ対デーボスに特化したバクレツキョウリュウジンの獣電爆裂ストームを破り、撃破。
十大獣電竜達を圧倒する強さを見せつけるが、人々の応援を受けて奮起したキョウリュウジャーは呪いをはねのけブラギガスも完全復活。

そして超カミツキ合体によって誕生したギガントキョウリュウジンの圧倒的強さに翻弄され、超獣電ギガントフルブラスターによって焼きつくされ爆散した。

だが最期に大地の闇の力を強め…

【余談】

戦う時には、教会の鐘のような音が響く。

体内の氷結城で作られるデーボモンスターと異なり、外部の物体で最初から巨大なサイズで生まれた。

その姿はゴードム文明の巨神のように、人型の城壁のような姿をしている。
また、腹部には花瓶のように花の模様をあしらい、膝下には骸を収めた棺がある。

『エターナルブレイブ』によれば初期から登場が決まってた「戦隊シリーズにおける敵側の巨大ロボット」だったが、当初はカンブリ魔の更なる上位種として「ハクア鬼(白亜紀)」というネーミングだった。またジオラマテーマは見ての通り「墓地」。

最終更新:2014年06月23日 00:10