「2人程、『特急』じゃなかったのだー?」
【名前】 |
ストーブシャドー |
【読み方】 |
すとーぶしゃどー |
【声】 |
坂口候一 |
【登場作品】 |
烈車戦隊トッキュウジャー |
【登場話】 |
第4駅「忘れ物にご注意を」 |
【所属】 |
シャドーライン |
【分類】 |
シャドー怪人 |
【主】 |
グリッタ嬢 |
【闇形式】 |
グハ3102-4 |
【闇装備】 |
石炭系ツブテ |
【作戦運行】 |
自身の能力で赤熱化した石炭を人々に投げ付け、その痛みから闇を集める |
【闇駅名】 |
痛い川 |
【心の闇】 |
痛み |
【シャドー怪人薀蓄】 |
自身の頭部にあるチューブからは人間を火傷させる熱風が噴き出す為に要注意 |
【器物モチーフ】 |
ストーブ |
【闇形式の由来】 |
ストーブ(ス(3=英:three(スリー))トー(10=とお)ブ(2)) |
【詳細】
体内で超高熱を発生させる能力を有する暖房系シャドー怪人。
体内で生成した超高温の石炭「石炭系ツブテ」を腹部にある炉から撃ち出す能力を有し、命中した人間を痛め付ける。
上述の能力で人々を痛め付け、その痛みから心の闇を集めようと目論み、トッキュウジャー側の烈車が停車していた湘南品川駅の隣接駅を「痛い川」という闇駅に変える。
キャンプ場のような河原に出現し、現地の釣り人達に襲い掛かるが、レインボーパスを紛失したトカッチと付き添いのミオを除く3人が駆け付ける。
そこへトカッチとミオもタクシーに乗って遅れて来たが、5人揃ったトッキュウジャーが
クローズと交戦している間、自身は任務を優先すべく
クライナーに乗って逃走した。
その後、一山越えた場所にある奥山ダムに出現し、灼熱の石炭系ツブテを周囲に乱射しようとするが、追跡してきた2号と3号以外のトッキュウジャーに妨害され交戦する。
灼熱の石炭系ツブテなどで3人を苦戦させるが、
ワゴンが持ってきた事で自身のレインボーパスを取り戻したトカッチとミオが駆け付ける(実はトカッチがレインボーパスの支払い方法(パスで使った金は後で自身で払う)をワゴンから知った時にショックで転倒した際、レッドレッシャーに置いてあるストーブの下に落としていた)。
乗り換えチェンジした2号イエロー、3号ブルー、1号ピンク、4号レッド、5号グリーンと再戦する(5号グリーンはトンネルアックスを扱える程に腕力がない為に戦えなかった)。
3号ブルーのホームトリガーの射撃を回避するが、反対側に待ち構えていた2号イエローがシンゴウハンマーで「路線変更」として打ち返した銃撃を命中された。
乗り換えチェンジの解除後、2号のイマジネーションで発動したレンケツバズーカからのレインボーラッシュが長いゴムロープに変化し、お笑い番組のように口に咥えられて伸び切ったゴムが命中する「必殺ゴムパッチン」の被害に遭い、自身が痛みを受け敗北。
その直後、
闇暴走を起こして巨大化する。
グリッタの手紙で誘い出された
シュバルツ将軍がトッキュウジャーの戦力分析を謀る為、2体の
クライナーロボを増援として出撃させ、トッキュウオーを3対1で迎え撃つ。
2体のクライナーロボがトッキュウオーの動きを封じている間、自身は灼熱の石炭系ツブテで攻撃する姑息な手段に出るが、チケットから渡されたトッキュウレッシャーによって新たな烈車・シールドレッシャーが召喚され、更にシールドレッシャーを武装したトッキュウオーシールドが誕生し、クライナーロボの1体がフミキリケンの斬撃を受け倒される。
その怒りからトッキュウオーシールドに灼熱の石炭系ツブテを乱射するが、シグナルシールドの強固な防御力に通用せず、トッキュウオーシールドの周囲にいたクライナーロボを誤って大破させる失態を犯してしまい、自身もシグナルシールドからの光線「シグナルシールドビーム」に怯み、最期はトッキュウオーのフミキリケン烈車スラッシュを受け爆散した。
敗北後、
シュバルツの専用クライナーがトッキュウオーの前に出現し、シュバルツは「烈車の奪取」を宣言して立ち去った(その際にトッキュウオーに盗聴器を仕掛けていた)。
【余談】
「~なのだー」と子供のような口調で喋る。
上記の台詞は大切なレインボーパスを紛失したトカッチと付き添いのミオがタクシーに乗って遅れて来た事に首を傾げながら発言している。
子供のように無邪気だが、本性は他人の痛みを気にせずに人間を傷付ける事を何とも思わないサディストでもあり、更にエスカレートすると灼熱の石炭系ツブテで周囲を燃やそうとも目論んでいた(そんな他人を痛め付ける事を楽しむ本性に4号から「最悪な怪人」、1号から「嫌いなタイプ」と言われている)。
自身の攻撃にやせ我慢する1号の芝居に騙され、灼熱の石炭系ツブテを自身の頭上に乗せて自滅したり、おつむが足りないところがある(「人間を痛め付ける」事が本来の目的にも関わらず、何故か都心部ではなく、河原や山奥のダムのような自然に囲まれた人気の少ない場所で悪事を働いていた)。
デザイナー・篠原保氏によると「基本的にシャドー怪人の顔は『目も口もある』という分かりやすさを意識しているが、同じ印象が続かないようにどのあたりまで変化球が許されるのか試みた」らしく、他にも「同駅でのクライナーロボとの共闘で並んだ時に雰囲気が似て、シャドーラインの組織としての纏まりが見えるようにシルエットを調整していた」とコメントしている(DVDの映像特典の「トッキュウミュージアム」より)。
最終更新:2014年09月28日 21:25