武神鎧武

「天下は私のものだ!」

【名称】 武神鎧武
【読み方】 ぶじんがいむ
【声】 小山力也
【登場作品】 仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦
【分類】 武神ライダー
【変身アイテム】 戦極ドライバー
ブラッドオレンジロックシード
【モチーフ】 仮面ライダー鎧武 オレンジアームズ、ブラッドオレンジ

【詳細】

天下分け目の戦国MOVIE大合戦に登場する「武神の世界」と呼ばれる、地球上ではない謎の世界に存在する武神ライダーの一人。

鎧武オレンジアームズに似た外見をしているが、「ブラッドオレンジアームズ」と呼ばれる赤みの強い装甲となっている。
武器は鎧武、斬月と同じ無双セイバーと赤い大橙丸(ブラッドオレンジ)。
腰には戦極ドライバーブラッドオレンジロックシードがあり、フェイスプレートも武神鎧武の横顔が描かれたオリジナルのものが装着されている。

本来武神の世界において、武神ライダーとは武将を守護する存在である。
しかしこの武神鎧武はどこかの武将に仕える事なく、自身の意志で天下を目指している特殊な武神ライダーとして活動していた。

ウツボカズラ怪人を始めとする怪人達を配下として操り、自ら武神ライダーを屠り勢力を拡大していった。

オルタナティブ舞(謎の少女)のことを「運命の巫女」として認識し、欲していたことから、おそらくヘルヘイムの森のもたらす知恵の実の入手手段について知っていた可能性が高い
姿のよく似た(といっても鎧武本編終盤で結局は本人だったがことが判明したが)舞を攫おうとしたのも、オルタナティブ舞が黄金の果実を宿した「始まりの女」であり、彼女から果実を奪うことを目的としていたと考えられる。

上記の通り単独で天下を目指すのも、自分一人の強さを証明し、知恵の実を受け取るための条件を整えるためであったと思われる。
何故武神鎧武のみが知恵の実に関する知識があったのか、共に行動していたウツボカズラ怪人はどういった存在なのかは定かではない。
ウツボカズラ怪人がGOSHINBOKUと繋がっているらしき描写があるため、武神鎧武もウツボカズラ怪人も武神の世界におけるオーバーロードに相当する存在ではないかとする考察も見られる。

武神ダブルがCJXに変身すると押されていたため、戦闘力自体はライダーの最強形態には及ばない。
しかしながら窮地に陥ったところを迷い込んだ斬月が、武神鎧武を葛葉紘汰の変身する鎧武と勘違いして助太刀に入った結果不意打ちで撃破する等、力に左右されない運も持ち合わせていると言える。

全ての武神ライダーをウツボカズラ怪人に吸収させた後、仮面ライダーウィザード&仮面ライダー鎧武と激突。
イエヤスから与えられたインフィニティーウィザードリングを使ってインフィニティースタイルとなったウィザードには攻撃が通用せず、追い詰められたため御神木と一体化し蓮華座 武神鎧武へと変化した。

【余談】

声を演じる小山氏は『仮面ライダーBLACK RX』の霞のジョー以来、25年振りに仮面ライダーシリーズに出演している。

後に小山氏は平成ライダー20作品目である仮面ライダージオウにてオーマジオウの声を担当しており、この武神鎧武もある意味ではアナザー鎧武と呼べる存在であり、キャスティングの繋がりが感じられる。

なお彼が変身に使うブラッドオレンジロックシードは後にVシネマ仮面ライダーデュークにて仮面ライダーセイヴァーの変身アイテムの一つとして登場している。
武神の世界とつながった狗道供界がサガラから与えられたものとされている。

スーツは鎧武とは別に新規に用意されたもので、超バトルDVDに登場したフレッシュオレンジアームズにリペイントされた後、劇場版に登場した鎧武・闇に再度塗り替えられ使用された。

最終更新:2024年03月10日 01:45