「裏切り者め……!いつか……貴様も……」
【名前】 |
デュデュオンシュ |
【読み方】 |
でゅでゅおんしゅ |
【声】 |
上田燿司 |
【登場作品】 |
仮面ライダー鎧武/ガイム |
【登場話】 |
第33話「ビートライダーズ大集結!」 第40話「オーバーロードへの目覚め」 |
【分類】 |
オーバーロードインベス |
【ディティール】 |
中華 |
【特色/力】 |
高い知性と独自の言語、装甲化した外骨格、優れた身体能力、火球攻撃、地形を変質させる |
【生物モチーフ】 |
孔雀 |
【その他のモチーフ】 |
朱雀 |
【詳細】
オーバーロードと結託した光実が本格的な紘汰抹殺を提案した際、
レデュエがその補佐として呼び出したオーバーロードインベス。
1話限りのいわゆるゲスト怪人の立ち位置ではあるが、流暢に日本語を話しマリカ、そしてそれに匹敵する力を持つジンバーレモン形態の鎧武を相手にしてなお優勢に立つだけの非常に高い戦闘力を持つ。
デェムシュ同様人間を「猿」と見下しており、人間とフェムシンムでは命の重さは違うと豪語していた。
フランベルジェのような波状の剣「デェンゴシュイム」を武器とし、これを用いた接近戦を得意とする。
単純な接近戦以外にも敵の攻撃を巻き取って跳ね返してしまう事が可能で、ソニックアローの矢を受け止め打ち返すといった技を披露した。
また地形を変質させる力を持ち、鎧武の足元を不気味なアメーバ状に変化させ動きを封じるという芸当も見せている。
光実の作戦に従う形で彼とともに行動するが、その実態は光実が裏切らないように監視するお目付け役で、本人にも密かに見抜かれていた。
まずは手始めにインベスが繁殖してゴーストタウンと化した沢芽市を探索中の耀子に意図的に気配を感知され、彼女と彼女に呼び出された紘汰を急襲。
2人が変身したマリカとジンバーレモンの鎧武を圧倒し、マリカを変身解除に追い込むと、残った鎧武を陽動するかのように逃走する。
「デェムシュ様の仇」だとして追跡していた鎧武にも応戦し、途中光実の変身する斬月・真と共に鎧武を追い詰めていく。
カチドキにチェンジしつつも斬月の事を貴虎だと信じ込んで戦意を失った鎧武を追い詰めるが、応援に駆けつけたブラーボが斬月・真の変身者が貴虎ではないと見抜いたことで鎧武は迷いを振り切り極アームズへと変身。
その圧倒的な力には2対1でも叶わず、最期はイチゴロックシードをセットし放たれた火縄大橙DJ銃の砲撃に対して、斬月・真に盾にされ、彼の今後の行く末を呪うかのような上記の恨み言を呟きながら爆散した。
第40話ではレデュエの幻術で紘汰が見た世界で、インベス化した彼を「仲間」として鎧武から救った(この時に「我が友よ」と気にかけたり、「みんなが待っているぞ!」と促すような言動から、下等と見なした生物には傲慢に見下す一方で、同胞に対しては「仲間想いのナルシスト」という良識的な人格だと思われる。実際デェムシュの仇だとして鎧武らに襲いかかっていたわけであるし)。
しかし、紘汰と協力して裕也を殺そうとするも、己の正義に目覚めた彼の反逆に逢って倒された。
【余談】
名前を日本語に訳すと「朱雀」。
朱雀とは中国の伝承に伝わる赤い鳥で、水源(湖)を象徴とする都の南方を守護する四聖獣の一角。
四聖獣はこれまで「
青龍」、「
白虎」、「朱雀」が登場し、残りの「玄武」も後に登場した。
デェムシュを「様付け」で呼んだり、レデュエには敬語で接するなど、オーバーロードでありながら位は彼らよりも下である模様
その分、甲高い奇声で話したり、極アームズが蹴りつけたドンカチで脳震盪を起こしてふらついたりと、オーバーロードとしてはかなり三下な役回りが際立っていた(とはいえ、マリカを変身解除させる辺り戦闘力はかなり高い)。
オーバーロードではありながら常に日本語を話し、完璧に操っている。
そのため、オーバーロードの言葉を話すシーンはなかった。
武器である「デェンゴシュイム」は日本語訳で「蛇剣(じゃけん)」となる。
声を演じる上田氏は特撮作品での出演はでの出演は今作が初となる。
最終更新:2020年10月20日 01:40