「じゃあ。僕はこの辺で……」
【名前】 |
ウィッグシャドー |
【読み方】 |
うぃっぐしゃどー |
【声】 |
矢部雅史 |
【登場作品】 |
烈車戦隊トッキュウジャー |
【登場話】 |
第30駅「誕生日のお祝いは」 |
【所属】 |
シャドーライン |
【分類】 |
シャドー怪人 |
【主】 |
ノア夫人 |
【闇形式】 |
ノハ145-30 |
【闇装備】 |
鳥の巣系ウィッグ、カワイイ系ヒヨコちゃん |
【作戦運行】 |
自身の能力でトッキュウジャーの頭部を鳥の巣ヘアーにし、ヒヨコの飼育に失敗させ、キラキラな闇を集める |
【闇駅名】 |
なし |
【心の闇】 |
不明(トッキュウジャーの「キラキラな闇」を集める?) |
【シャドー怪人薀蓄】 |
自身のヒヨコちゃんは今まで誰も育てた事がなかった模様 |
【器物モチーフ】 |
かつら |
【その他のモチーフ】 |
ヒヨコ?、鳥かご? |
【闇形式の由来】 |
ヒヨコ |
【詳細】
人間の頭部に自力で外すことが不可能な恥ずかしい鬘(ウィッグ)を装着させる能力を有するかつら系シャドー怪人。
「鳥の巣系ウィッグ」と呼ばれるこのウィッグはその名の通り、頭頂部の巣に生きた雛鳥も付いてくるおまけ付きで、ウィッグを通じて生命力をリンクさせられ、雛鳥が何かの要因で命が尽きると人間の方も連動して死んでしまうという文字通りの「一連托生」を強要してしまう。
他にも尻尾から毛を伸ばして相手を拘束する「ウィッグキャッチャー」、胸部の巨大な人面からエネルギー爆弾を投げつける「ウィッグボンバー」などの得意技を使用する。
街に姿を現すと、駆け付けたトッキュウジャーと交戦(カグラのみ、ミオの誕生日プレゼントのためにサプライズケーキ作りに専念していて不在)。
トッキュウジャーたちがクローズと戦っている隙をついてウィッグを装着させて自身の能力を明かし、カグラと入れ替わりで撤退する。
その後、どこかの河原で(トッキュウジャーと同様に)街の誰かにウィッグを付けて悪事を働こうとしていた矢先、偶然にも完成したケーキを手に持って帰るカグラに目を付けて奇襲をしかけ、彼女のピンチに駆け付けたトッキュウジャーと再戦する。
「無茶な動きをしたら頭のヒヨコが死ぬぞ」と脅してトッキュウジャーたちの戦意を削いで一方的に痛ぶり、さらに唯一ウィッグを付けられていなかったカグラに対しても「ウィッグキャッチャー」で圧倒してしまう。
ところが、突如1号たちの頭上の雛が鶏に成長。敵意をむき出しにする鳥たちに啄まれてしまう(薀蓄にあるように、本人も雛が成長しきったケースを想定していなかったらしい)。
鳥が立派に成長したことでウィッグも消滅し、親身になって育てた鳥たちが巣立った様子を哀愁漂わせて呆けていたトッキュウジャーの目を盗んで上記の台詞とともにこっそりと退散しようとするが、彼らが許すはずもなく引き止められて戦闘を再開。
5号が1号から拝借したハイパーレッシャーを発動すると、偶然にも真横にいた3号とドッキングして武装し、滑稽な格好に思わず笑ってしまうが、懸命に作ったケーキを台無しにされたことに怒る5号と(本人に対してのサプライズなので)何のことか分からないがとりあえず怒りには賛同するという3号の阿吽の呼吸の攻防に歯が立たず、ダイカイテンキャノンによる「ハイパー5連結クラッシュ」を受けて爆散。
直後に闇暴走で巨大化して超々トッキュウダイオーと戦うが、頑丈なボディにウィッグボンバーも通じず、最期は「イマジネーションエクスプレス」で倒された。
【余談】
常に「ケッケッケ!」と笑っている。
公式では「トッキュウジャーのキラキラの闇を集める」という目的下で動いていたようだが、中盤の様子から街の人々にも同様の能力をかけて「心の闇」を集めようとしていたようである。
トッキュウジャーが育て上げた鳥たちがその後どうなったのかは不明(少なくとも烈車と並走できるほどの生命力を持っているのである程度の環境でも生存できると思われる)。
演じる矢部氏は特撮作品での出演は今作が初となる。
最終更新:2014年09月29日 22:05