少女(コウガネ) > 仮面ライダー邪武 ダークネスアームズ

「ダークネスアームズ! 黄金の果実」

【名前】 少女(コウガネ)/仮面ライダー邪武 ダークネスアームズ
【読み方】 しょうじょ(こうがね)/かめんらいだーじゃむ だーくねすあーむず
【俳優/声】 安藤穂乃果(少女)/斧アツシ
【登場作品】 仮面ライダー鎧武/ガイム
【登場話】 最終話「変身!そして未来へ」
【分類】 人造生物/アーマードライダー
【ディティール】 西洋
【変身】 仮面ライダー邪武
【変身アイテム】 戦極ドライバー
黒のリンゴロックシード
【特色/力】 無数のイナゴをコントロール
【モチーフ】 黄金の林檎?、仮面ライダーマルス

【詳細】

インベスオーバーロードといった「ヘルヘイムの脅威」が去った沢芽市に突如現れたアーマードライダー

黒い装甲を桜色のアクセントカラーで彩り、武装としてオレンジアームズの大橙丸と同型のピンク色の「ダーク大橙丸」と無双セイバーを持つ。
武器そのものは鎧武と同様の性能を持ち、両者を連結してナギナタモードにすることも可能。

その正体は嘗てアーマードライダーたちに倒されたはずの仮面ライダーマルスこと、コウガネ。
ライダー達に倒され滅ぼされたかとおもいきや、弱体化しながらしぶとく生き残り、アーマードライダーとフェムシンムの死闘の裏で実に7ヶ月もの時間を費やして今の状態まで回復した(ただし本人が「今はこれが精一杯」と言うように劇場版時ほどの本調子は出せないらしい)。

無数のイナゴ怪人の分身の一体に自分の意識を宿らせ、ビートライダーズのダンスショーに参加していたとあるファンの少女に寄生して依り代にしてしまう。

自分を倒した紘汰らへの復讐として、手始めに光実の前に少女の肉体で姿を現し邪武に変身して襲い掛かる。
自身の雪辱の戦いがラピスの夢の中の出来事だったこともあり、光実を始めとする者達に軒並み忘れられていたことに対し憤るが、やってきた貴虎、秀保、凰蓮、そしてザックもオーバーロードやバロンとの死闘で変身能力を失ったことを知ると嘲笑い、彼らを一蹴し町の破壊を宣言してイナゴの群れに紛れて姿を晦ます。

その後、万が一に備えて貴虎が隠し持っていたドライバー一式を譲り受けた秀保が変身した黒影トルーパーと交戦するが、イナゴ怪人一体を召喚し、2対1で退ける。
続けて唯一ドライバーが無事だった龍玄と交戦。黒影と同様にイナゴ怪人との連携で追い詰めるが、紘汰がいないことで今度こそ皆を守るという決意のもと躍起になる彼の反撃に逢うと変身を解除。
今度は自分が肉体を乗っ取っている少女を人質に武装解除を要求し、一方的にイナゴ怪人で痛めつける卑劣な手段に出る。
ところが、突如「やり残したこと(コウガネを滅ぼすこと)がある」と紘汰が帰還し、その登場時の黄金の林檎のオーラに包まれイナゴ怪人が消滅、さらに彼のオーバーロードとしての力で強制的に少女の肉体から引きはがされたため、やむを得ずイナゴの集合体を触媒に邪武に変身。

しかし、オーバーロードの力を持った極アームズの防壁に必殺技が届かず、加えて嘗ての絆を取り戻した鎧武と龍玄の連携に手も足も出せず、最期は「極スカッシュ」と「ブドウスカッシュ」によるダブルライダーキックを受け滅び去った。

【余談】

頭部は「邪」という漢字を元にデザインされたと思われる。また、名前自体は『果物』がモチーフのヒーローということに肖り、『ジャム』から来ていた可能性もある。
姿そのものは素体が鎧武や斬月などと一緒の和風素体であり、おそらく夏の劇場版に登場した仮面ライダー冠のリペイント、及び改造したものであるようだ。

元となったマルスは洋風のデザインを持ったライダーであるが、和風のアーマードライダーの姿になった理由は不明(和風アーマードライダーだった紘汰への復讐心からか?)。
まさかの復活であり、劇場版のボスを務めたキャラクターであるが、龍玄に圧倒されるなど、上記にある通り、黄金の果実として成長を遂げていたかつての強さは感じられないほど弱体化している。

「ダークネス」という名前が表すように禍々しいその姿と、名乗り音声自体はゴールデンアームズと同様ながら、声がぶれたかのような加工が施され、紘汰の言うように「金メッキ」が剥げて腐ってしまったリンゴを思わせる。

最終更新:2023年12月14日 01:47