重加速

【名前】 重加速
【読み方】 じゅうかそく
【登場作品】 仮面ライダードライブ
仮面ライダージオウ
【分類】 劇中用語

【詳細】

仮面ライダードライブ」の劇中で発生する特殊現象。

様々な現象がスローモーションになる特殊な状況が発生していることを指し、効果範囲では動作はもちろん、火花や物体の自由落下までもが遅くなる。

この現象はコア・ドライビアを最大稼働させることで発生するもので、開発者であるクリム・スタインベルトからしてみれば副次的なものだった。
しかし友人だった頃の蛮野天十郎にロイミュードの動力源として提供したことでロイミュードは重加速を自由に発生させることが出来るようになってしまう。

なおクリムが開発したライダーシステムにも総じてエネルギー源としてコア・ドライビアが内蔵されており、起こそうと思えばドライブ達も重加速を引き起こすことが可能。

しかし、その中における人間の意識は通常状態と変わりなく、ロイミュードに狙われた場合でも思うように動きが取れない。
更に口の動きは遅くなるが、会話自体は普通に行っている為、音の進むスピードは遅くなっていない模様。
ロイミュードの一斉蜂起では複数の地点で重加速が起こり、続けて破壊活動を開始したため避難もままならず建物の崩落などに巻き込まれた市民が多かったと考えられる。

市民にはこの現象を察知して警告するスマートフォン用のアプリが普及し、「どんより」という名称で市民に広く認知されている。
なお、システム上コア・ドライビアを搭載しているのは仮面ライダー側も同じであるため、彼らもまた重加速を発動できる。
仮面ライダー達が重加速の中でも動けるのは、シフトカーや自身の装備に組み込まれたコア・ドライビアが重加速を打ち消す波動を放っているため。

この現象はロイミュードが特殊能力を引き起こす際に発生するが、原因となるロイミュードの能力によって規模が変化する。
進化態ロイミュードともなれば、街一つを重加速空間にする事も可能となる。

上位版として魔進チェイサーに組み込まれ後にハートロイミュード超進化態も会得した超重加速というものがある。

仮面ライダージオウに登場するドライブのアナザーライダーアナザードライブはこの重加速を操る能力を持つ。
タイムジャッカーの時間停止能力を相殺し、超スピードを持つゲイツリバイブ疾風の動きを緩慢にして迎撃するなどその性質を効果的に駆使している。
なおタイムジャッカーの一人、ウールはこの現象のことを知っているようで、重加速が発動した直後この現象の正体を見抜き、続けて現れたアナザーライダーをアナザードライブだと看破した。
ちなみに、何故かウォズギンガファイナリーは重加速を無効化することが出来る宇宙のちからってすげー!

最終更新:2023年05月28日 11:46