ビリヤードシャドー

「あれ?ユーたち、何をやっているんだ?」

【名前】 ビリヤードシャドー
【読み方】 びりやーどしゃどー
【声】 藤本たかひろ
【登場作品】 烈車戦隊トッキュウジャー
【登場話】 第34駅「恋は大騒ぎ」
【所属】 シャドーライン
【分類】 シャドー怪人
【主】 ノア夫人
【闇形式】 ノハ201944210-34
【闇装備】 キツツキ系キュー、シャドー系キューボール、ビリヤード系テーブル
【作戦運行】 自身の能力で人々をビリヤードのように弾いては穴に落とし、その痛みと屈辱から上質な闇を集める
闇駅名】 突き合い
【心の闇】 ビリヤードのように穴に落とされる屈辱と痛み
【シャドー怪人薀蓄】 自身の両肩がフサフサしているのは上質な闇でできたラシャの為
【器物モチーフ】 ビリヤードテーブル、ビリヤードボール
【闇形式の由来】 ブレイクショット?

【詳細】

人間を狙い通りに弾き飛ばす能力を有する撞球系シャドー怪人。
愛用のグリップ式「キツツキ系キュー」で人間の身体を突くと、まるでビリヤードの球のように反射を繰り返しながら障害物を蹴散らすことができる。
また、戦闘では「ビリヤード系テーブル」をセットして「シャドー系キューボール」を打ち出し、ダイナミックに球を拡散させる「ブレイクショット」、バックスピンで不意を突く「ドローショット」などの数々の流麗且つトリッキーな攻撃を炸裂させる。

トッキュウジャーたちが通過した直後の駅を闇駅に変えてジャックし、上記の能力で人間ビリヤードを起こしては街を混乱に陥れていた。
駆け付けたトッキュウジャーたちにテーブルとキューボールによる攻撃で大ダメージを与えるが、ラグを置いて参戦した3号にはシンゴウハンマーでボールを打ち返されるというカウンターを受け、深手を負ったことで撤退する。

その時の騒動が発端で、ミオが街の青年に一目惚れされてしまう事態が発生し、トッキュウジャーたちは彼女と明を偽のカップルに見立てた「失恋作戦」を実行していたが、再び街に出没していたところをその作戦から外れていた1号と4号と交戦する。

たった2人で自分に挑んでくる相手を笑いながら圧倒していると、1号たちを吹き飛ばした先に偶然にも失恋作戦決行中の残りのトッキュウジャーと鉢合わせになり、上記の疑問を口にしながら戦闘を再開する。

3号と6号のタッグをバックスピンなどの変化球を利用した死角からの攻撃で圧倒するが、突如、今まで蓄積していたジェラシーが爆発した2号が1号からハイパーレッシャを強引に奪ってハイパートッキュウジャーに変身し、猪突猛進に突撃してくる彼に打ち出したボールを全て弾かれてしまう(ヒカリ曰く「やっぱり、かなりストレス抱えてた」)。
身に覚えの無い怒りで一方的に甚振られ、「八つ当たりだ~!」と理不尽を訴えるものの、ダイカイテンキャノンに2号の「哀しみ」を上乗せした「ハイパー終電クラッシュ号泣ミックス」を撃たれて爆散する。

即座に闇暴走で巨大化すると、尚も怒りが治まらずに仲間を無視して1人で突っ走る2号が搭乗するハイパーレッシャテイオーと交戦。
今度はとあるビルの屋上をテーブルに見立てたショットで反射を活かした全方位攻撃を繰り出すが、その程度ではトカッチの進撃を止められるわけもなく、渾身の鉄拳で吹き飛ばされると最期は「ハイパーレッシャテイオージャイアントフラッシュ」で倒された。

【余談】

強引にプレイに誘う際、「ミーと突き合おうぜ!」とバブリーな英語混じり口調で声を掛けている。

今までの中でも、形式の桁数が最も多い怪人。
ビリヤード戦法は驚異的だが、自分を追い詰めたトカッチに抵抗できなかったことから見るに、嘗てのボトルシャドーと同様に遠距離型の反面、至近距離の攻撃に弱いタイプかと思われる(尤も、荒れ狂うトカッチの気迫ある猛攻の前では、どの道抗戦できなかったかもしれないが)。

最終更新:2014年10月27日 22:49