クラッシュロイミュード

「ハハハハハ!先に仮面ライダーを消すのは、俺かもよ?」

【名前】 クラッシュロイミュード
【読み方】 くらっしゅろいみゅーど
【声/俳優】 HIRO
【登場作品】 仮面ライダードライブ
【登場話】 第4話「誇り高き追跡者はなにを思うのか」~
第6話「戦士はだれのために戦うのか」
【分類】 進化態ロイミュード
【序列】 023(コブラ型
【バイラルコア】 コブラ
【求める人間性】 力と破壊?
【事件】 輸送車連続襲撃事件
【特色/力】 腕部の大質量ハンマーから繰り出す強力な打撃、火薬などの危険物の摂取によって一時的に戦闘力を上昇させる
【モチーフ】 ハンマー?

【詳細】

破壊を好み、力を求めたコブラ型の下級ロイミュード023が進化した姿。

パワーと破壊力に特化し、両腕に装備した大質量のハンマーから高威力の打撃を繰り出す。

人間としての姿は頬にピンク色のメイクを施し、常に何かを口にしている(移動の際にも巨大な菓子入れを常備している)「クラッシュ」を名乗る巨漢の肥満体。
「ベタでーす」が決め台詞のスパイダー型の060と妙に地声が高いコブラ型の074の2体を舎弟にし、常に三位一体で行動する。

第4話でペイントロイミュードの行動の是非を審議する糾弾会で出席者の内の1人として姿を見せている(ただテーブルで食事をしているに過ぎず、軽口を言った程度だった)。
ペイントロイミュードの敗北後、ドライブの存在を危惧しているハート達の前に姿を見せ、上記の台詞と共に怪人態に変貌した。

第5話では3体で人間の輸送車を次々と襲撃する連続強盗事件を引き起こしていたが、捜査のヤマを張っていた特状課に感知されたことでドライブと交戦。ドライブが不安定に装備した『ダンプ』のドリル攻撃に反撃されると、「目的のものがなかった」という理由でそそくさと退散する。

アジトで舎弟の2人と戯れている時にチェイスが現れ、身勝手な破壊発動をしたことで処刑されかけるが、何の気まぐれか一番彼らを不服に思っているはずのブレンからの仲裁によって救われ、同時にチェイスを護衛に与えられる。

実はこのロイミュードが狙っていたのは「フォントアール社」という化学食品企業が密輸していた違法な火薬。
ある日、輸送車を強襲した際に偶然その火薬を発見して試飲すると、「火薬を摂取すると一時的に能力が強化される」という本人の体質と相まってその味に依存してしまい、次々と似たような輸送車を襲っては火薬を求めていた(摂取した直後は興奮状態な上に火薬による爆発性と破壊力が増しており、それによって「フォントアール社」の車両のみが甚大な被害を受けていた)。

その後、「フォントアール社」の輸送車を狙っていると再びドライブの妨害が入り、弟分の060が足止めに交戦するが、ドライブの『スピード』を装填した「ターンスラッシュ」で撃破されてしまう。
今度は魔進チェイサーがドライブの相手をしている隙に目的の火薬を輸送車から盗み出すが、2人の戦いの飛び火に一部の火薬が引火して爆発。だが、その光景で「守ろうとした存在が犯罪に手を染めていた」という事実を突き付けられたドライブが戦意喪失すると、両腕から繰り出すパンチでダメージを与え、074とともに残りの火薬を持って逃走した。

翌話では暴飲のせいなのか既に前回盗んだ火薬が底を尽いてしまい荒れていたが、それを宥める074の助言で今度は「フォントアール社」の社長を脅迫して直接火薬を手に入れようと画策。
社長を見つけて襲い掛かるが、道中でチェイサーを退けてタイプワイルドのまま駆け付けたドライブに妨害される。
負けじと074を巨大なロイミュードに変貌させて応戦するが、トライドロンもタイプワイルド形態に変形するとあえなく部下を破壊されてしまう。
最期はハンドル剣で発動した「ドリフトスラッシュ」の前に敗北し、爆散した。

【余談】

既に進化している為、どの系統の下級ロイミュードから進化したのかは不明だったが、東映公式サイトのリストにてコブラ型だったことが判明した。

襲われた輸送車の運転手役に「忍風戦隊」のレギュラーがゲスト出演しているとのこと(ちなみに、偶然なのか本エピソードで、ドライブは旋風神と似た特徴を持つ形態に変身する)。

演じるHIRO氏は漫才トリオ「安田大サーカス」の1人でもあり、残りのメンバーの団長安田氏とクロちゃん氏も同エピソードでそれぞれ060と074の下級ロイミュードとしてゲスト出演し、3人は過去に『トミカヒーロー レスキューフォース』でネオテーラの三大幹部役としてレギュラー出演している(東映公式サイトによれば、「アフレコではほとんど彼らのアドリブが入っている」らしい)。

最終更新:2015年09月08日 04:21