牙鬼幻月

「我が家臣達よ。天下をこの牙鬼幻月の恐怖で統一すべく、我が復活を成し遂げよ!」

【名前】 牙鬼幻月
【読み方】 きばおにげんげつ
【声】 麦人
【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャー
【登場話】 忍びの1「俺たちニンジャだ!」
【所属】 牙鬼軍団
【分類】 首領/妖怪
【好きな物】 民の恐れ
【好きな場所】 牙鬼城
【攻撃力】 ★★★★★★★★★★
【不思議な技】 ★★★★★★★★★★
【最強(最恐)】 ★★★★★★★★★★
【能面モチーフ】 鬼面
【名前の由来】 幻月(月が見せる現象の一つ)

【詳細】

牙鬼軍団の首領。戦国最凶最悪の武将。

超常的な技と術を操り、禍々しい気を纏う巨大な薙刀「含牙戴角(がんがたいかく)」を軽々と振るう。
無数の腕を模した波動を一斉に放つ「牙凌道・阿修羅」、無数の牙を生み出して突き立てる「牙凌道・百鬼幻」などの数多くの必殺技を繰り出す。

他にも封印の手裏剣に直接パワーを与える事で妖気を増幅でき、上級妖怪を生み出す能力も有する。
「戦国最凶最悪の武将」と謳われる通り、性格は冷酷非道な故、自らの目的の為には家族ですら利用してしまう程に残酷極まりない。

戦国時代で恐怖による天下統一を目論んだが、伊賀崎一族率いる忍者衆によって討たれ、その際に「444年後、もう一度天下を恐怖で支配せん」と予言する。

上述の余田通りに妖怪として甦った後、「ラストニンジャ」と呼ばれる伊賀崎好天の使った手裏剣によって封印されたが、旋風によると「封印の年数計算がニアミスだった」らしく、当時もまだ完全復活した訳ではなかった(好天もその際に命を落とし、封印の手裏剣で生命を維持して復活する)。

忍びの1で暗躍していた十六夜九衛門の手によって自身を安置する封印の楔になっていた48枚の封印の手裏剣が四方八方に飛散。
その手裏剣に自身の怨念や妖気を纏わせ、現代文明の器物と融合させる形で新たな種類の妖怪を生み出すようになる。

上述の通りに物体を妖怪化させる封印の手裏剣には自身の思念(声)が込められていて、度々や晦正影の術で上半身だけを牙鬼城に表すなど、
復活が進んでいることが示されていた。

忍びの5では本人ではなく、妖怪ウンガイキョウが生み出した巨大な立体映像として無数に登場する形でニンニンジャーと邂逅した。

忍びの13で晦の復活と共に自身も水面下で復活し始め、奥方である有明の方に苦言を呈したり、忍びの19で晦の用意した工具箱と2枚の封印の手裏剣で上級妖怪ヌエを自ら生み出たり、忍びの34で晦からの依頼で複数の封印の手裏剣に更なる妖力を与えたり、徐々に物語へ関わり始める。

忍びの43のラストで牙鬼萬月の死を知った有明の方から莫大な恐れの力が生み出され、その恐れの力によって現代に完全復活する。

忍びの44で牙鬼城を地上に浮上させ、恐怖による天下統一を掲げる。
復活させた蛾眉雷蔵、死の間際に妖力で現代に送り込んだ実子の牙鬼久右衛門新月、軍師の晦、妻の有明の方と主に侵略を開始する。

単身牙鬼城に乗り込んできた好天と激しい戦いを繰り広げ、忍タリティを取り戻した旋風と好天、そしてニンニンジャーを含めた8人の猛攻を受けるもほとんど効いておらず、背後からの不意打ちで久右衛門新月が好天にとどめを刺すと褒美として残った5枚の封印の手裏剣を与えて彼を究極体へと変貌させる。

そしてニンニンジャーに有明の方や久右衛門が敗北し、自分の妻や息子さえ自分の力として吸収し巨大化。

迎え撃つゲキアツダイオーを圧倒するが、久右衛門がニンニンジャーの言葉を聞いて自ら脱出すると隙を付かれ、最期はゲキアツ大フィーバーを受け滅び去った(その際に「例え、倒されても古き世界を滅ぼす為に甦るのだ!楽しみにしておれ…」と言い残している)。

【余談】

ニンニンジャーと敵対している2015年(ネコマタ編で10年前の年号が2005年と判明)から逆算すれば、討伐された444年前は1571年(元亀2年)の戦国時代の出来事と推測される。
歴史上ではその時代の背景もあり、同年に命を落とした戦国武将が多数存在するが、その中で同怪人のモチーフになった人物がいるのかは定かではない。

個人的なステータスだけでなく、「攻撃力」と「不思議な技」も「★★★★★★★★★★」と設定され、「牙鬼軍団の君主」の名に相応しく異常に高い(2番目に高い「★★★★★★」(萬月の攻撃力、久右衛門の不思議な技と個人的なステータス(忍術)))。

声を演じる麦人氏は『アクマイザー3』のドラキューラ以来、39年振りに特撮作品の怪人の声を演じている。