妖怪マタネコ

「また、そっくりな奴が来るぞ!」

【名前】 妖怪マタネコ
【読み方】 ようかいまたねこ
【声】 関智一
【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャー
【登場話】 忍びの26「夏だ!ラストニンジャレース中間発表!」
【所属】 牙鬼軍団
【分類】 妖怪
【好きな物】 またたび
【好きな場所】 伊賀崎忍術道場
【攻撃力】 ★☆☆☆☆
【不思議な技】 ★★☆☆☆
【嗅覚】 ★★★★★
【集める恐れ】 なし
【妖怪モチーフ】 猫又?
【器物モチーフ】 ストップウォッチ
【その他のモチーフ】 ジバニャン?

【詳細】

「ストップウォッチ」が封印の手裏剣と融合し、牙鬼幻月の邪悪な妖気の影響で古来の「猫又」に似た伝承を受け継いで変化した妖怪。妖怪ネコマタの弟分。

ネコマタのように「時間巻き戻し」などで時間を操る特別な能力はなく、クイズの解答時間を測る程度のストップウォッチ機能しかない。
しかし、人間への変身能力を有し、ネコマタ直伝の「超肉球ボンバー」だけは完璧に再現して攻撃できる。

ネコマタの仇討ちに燃え、持ち前の嗅覚でネコマタの匂いを追った事で伊賀崎忍術道場を発見し、昼寝で不在中の好天に化ける。
好天の姿で「中間発表」を行い、デタラメなランキングでニンニンジャーの仲間割れを目論むも失敗し、クイズを行う途中で霞に正体をバレてしまう。

道場から逃走後、ニンニンジャーとの戦闘に移るが、大した能力もなく圧倒される。
その途中で十六夜九衛門の落とした小槌を拾い、それを武器にアカニンジャー超絶を攻撃するが、彼を肥大蕃息の術で巨大化させてしまう。

その直後、自身も肥大蕃息の術によって巨大化する。
巨大化したアカニンジャー超絶に挑むが、参戦したシノビマルとの連携になす術もなく、最期は超絶巨大手裏剣斬を受け爆散した(上記の台詞はその際のもの)。

敗北後、今回の戦いを傍観していた九衛門は落としていた小槌を回収した。

【余談】

ネコマタとは全身の配色が微妙に異なっている。

ネコマタを「兄貴」と呼んで慕っているが、その一方で「はとこの友達の兄にあたる関係」と言い張っている(八雲曰く「赤の他人」)。と言うよりも、本人によればネコマタは「妖怪としてのいろはを教えてくれた恩人」とのことだが、そもそもガマガマ銃に感知もされておらず、いつから誕生していたのか、いつネコマタから指南を受けていたのか不明である。

また「嘗ての妖怪カサバケが実現できなかった敵の本拠地の特定を臭いを追うだけであっさりと達成してしまう」、「ランキング結果の判断材料として(ある意味、正影以上に)視聴者目線で敵の戦歴をほぼ把握してる」、「ランキング発表からクイズ大会に移行するときに道場を改造、もしくは掌握しているのか瞬時に内装を変える」など、より凶悪な人格の妖怪ならばとうの昔にニンニンジャーたちを壊滅できそうなほど彼らの情報を知り尽くしているが、それらの成果を一貫して「仲間割れをさせる」という地味な作戦だけにしか活用していないことから、ネコマタ同様色々と残念な敵キャラクターと言える。

またランキングやクイズでニンニンジャーが過去を振り返った関係から、結果的にシリーズではクリスマスや年末にする総集編が珍しく夏期に行われた(一方で翌年の作品も一年後の同じ時期(27話)でクイズ形式の総集編が放送されている)。


最終更新:2016年09月26日 10:30