上級妖怪コナキジジイ

「お前らまとめてお荷物にしてやるぞよ!」

【名前】 上級妖怪コナキジジイ
【読み方】 じょうきゅうようかいこなきじじい
【声】 二又一成
【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャー
【登場話】 忍びの34「伝説の世界忍者、ジライヤ参上!」
【所属】 牙鬼軍団
【分類】 妖怪/上級妖怪
【好きな物】 おんぶ
【好きな場所】 背中
【攻撃力】 ★★★★☆
【不思議な技】 ★★★☆☆
【のしかかり】 ★★★★★
【集める恐れ】 強制的におんぶされる人々と背負わされる人々の苦しみ?
【妖怪モチーフ】 子泣きじじい
【器物モチーフ】 鉄アレイ

【詳細】

何処かのジムの更衣室にあった「鉄アレイ」が晦正影によって牙鬼幻月の妖気を受けた2枚の封印の手裏剣と融合し、牙鬼の邪悪な妖気の影響で古来の「子泣きじじい」伝承を受け継いで変化した上級妖怪。

両腕の鉄アレイから重い光線を照射し、ターゲットとなった人間の近くにいたに別の人間を強制的に背負わせ、その動きを封じる事ができる。
鉄アレイから誕生した故にそのボディは鋼鉄のように鍛えられ、両腕の鉄拳アレイで相手の攻撃を弾き返しながら立ち向かう鉄人妖怪でもある。

伝承通りに自身が相手の背中に負ぶさり、「オンギャーオンギャー」と泣きながら無限に重量を増し続け、相手を地の底へ沈めてしまう事も可能となる。

街中の人々をおんぶ状態にする事で恐れを集めていき、駆け付けたニンニンジャーと磁雷矢にも光線を照射し、アカニンジャーに磁雷矢を背負わせる事で動きを封じてしまう。
他のメンバーから攻撃を受けるが、それを難なく弾き飛ばし、「若造どもはうるさくてかなわん」と言い残して撤退する。

その後、再出現したところに動きの取れない天晴と山地闘破を置いた他のメンバーが駆け付ける。
「忍者の名誉を守る委員会」の面々が監視を付けていた為に変身できない5人を圧倒するが、思うように動けない状態で無理矢理駆け付けた天晴と背中に背負われながらも的確な指示を闘破が送った事で能力の根源となる鉄拳アレイを破壊されてしまい、光線の効果が解除されてしまう。

闘破が忍者の名誉を守る委員会の会長になる事を決意し、責任を取る事を告げた為に7人が变化する。
磁雷矢の真っ向両断に怯み、更にアカニンジャーが修理完了した超絶勝負チェンジャーで超絶への強化変身を遂げ、磁雷矢から磁光真空剣を受け取って放った磁光真空忍烈斬を受け倒される(その際に「今時の若造は恵まれすぎて泣けてくるぞよ」と言い残している)。

その直後、晦の放った肥大蕃息の術によって再生巨大化する。
ゲキアツダイオーに負ぶさって重くなる事で潰してしまおうとするが、磁雷矢の術で発動した磁雷神の力を宿したゲキアツダイオーが燃え上がり、その熱さに耐えられずに落下してしまい、最期はゲキアツ大フィーバーを受け爆散した(その際に「もはや流す涙もないですじゃ~!」と叫んでいる)。

【余談】

忍びの20以来の上級妖怪となる。

同話で『世界忍者戦ジライヤ』の磁雷矢/山地闘破がレジェンド忍者としてゲスト出演している。

同個体のデザインを担当した豊田幸秀氏は忍びの14の妖怪もデザインしている。

シリーズ第33作目「子泣きじじい」のルーツとされる怪人も相手に重量物を背負わせて動きを鈍らせる能力を有する。

最終更新:2016年02月08日 19:36