斧眼魔

「お前が私に相応しい相手かどうか試してやろう」

【名前】 斧眼魔
【読み方】 おのがんま
【声/俳優】 桐本琢也
【登場作品】 仮面ライダーゴースト
【登場話】 第3話「必中!正義の弓矢!」
【分類】 眼魔
【特色/力】 斧の生成、バリア展開
【器物モチーフ】
【英雄モチーフ】 不明

【詳細】

眼魔アサルトが斧と融合して誕生した眼魔。

手から無尽蔵に斧を生成して投擲する他、胸部の巨大な刃を叩き付ける攻撃を得意としている。
更に自身の周囲に相手の攻撃を絶対に通さない程の強固なバリアを展開するが、自分側から攻撃用の斧を投擲する時にだけその斧が通る軌道に限定的に隙間を開けてしまう事が欠点。

ロビンフットに思い入れのあるジャーナリストの白瀬マリを主税の口添えでロビンの盟友「リトルジョン」の名を騙る義賊怪盗に仕立て上げ、悪徳企業を次々と襲撃させて彼女の正義感を歪ませると同時に、その過程で入手した「ロビンフットの弓矢」を媒介に彼女の命を使ってロビンフットゴーストを呼び出そうと目論んだ(なお、犯行の際は不可視の自身が彼女の行く手を阻む者への暴行を行っており、警備員を初めとする一般人からすれば「怪盗リトルジョン自身がサイキック能力のようなもので相手を吹き飛ばしている」かのような不可思議現象として認知されていた)。

ところが、念願の「弓矢」を所有していた次のターゲットの美術商、蔵谷晃三が多発していたリトルジョンの強盗を警戒して事前に不可思議現象研究所に警護を依頼しており、犯行現場に居合わせて自分の存在に気付いたゴーストと交戦。
何処かの河川敷に移動し、無数の斧を投げ付けるが、ムサシ魂がそれらを弾くのに気をとられてる隙に逃走する。

その後、「弓矢」の強奪に成功してマリの隠れ家に潜伏するが、タケルに貢献しようと躍起になってた御成にアジトを突き止められると、彼がタケルに連絡を取ってる隙にマリに拉致させる。
隠れ家で拘束した御成を「不要」と称して殺害しようとするも、コンドルデンワーの案内でたどり着いたタケルたちの乱入に中断させられる。
そして、マリを正気に戻そうと説得するタケルの言葉に反発するように更にマリを煽ることで精神的な揺さぶりをかけて彼女の命から眼魂を作り出そうとするが、それでも諦めないタケルが彼女の心のなかに入って説得を続けたことで眼魂の作成に失敗。
憤慨して御成に斧を投げ付けるが咄嗟に庇うタケルによって回避され、更にアカリが用意した「不知火」を散布される事で可視化されてしまう。

自分の心の声だと思ってた存在が化け物だった事実にマリを愕然とさせるが、彼女がタケルから受けた「ジャーナリストとして正義の矢を放ってほしい」という言葉に我を取り戻したことで「弓矢」と共鳴し、それに合わせてタケルが変身したゴーストが結ぶ印によってロビンフットゴーストが誕生。眼魂を入手したゴーストから強奪しようと交戦する。

野外でエジソン魂の銃撃をバリアで無力化し、ロビン魂にゴーストチェンジしての射撃ですら変わらずバリアで防ぎつつ投げ斧で一方的に攻めていたが、弾かれて降り注ぐ無数の斧にアカリと供に襲われながらも少しでもタケルの役に立とうと必死に観察していた御成によってバリアの弱点を見抜かれてしまう。

そのアドバイスを聞いたゴーストが上述のバリアが消滅するタイミングを正確にオメガストライクで打ち抜き、その直撃を受け爆散した。

【余談】

『グレートソウルジャーニー』では、「腹部から馬が飛び出してさらにその中から出た刃に真っ二つに割れている」、「前面に馬頭があることで怪人の上半身が馬に跨っているように見える」という風に腹部の構造ありきでデザインされていたが、実際の放送ではその部位が映り込む機会が少なかったことから、デザイナーも残念がっていたコメントを残している。

声を演じる桐本氏は平成仮面ライダーシリーズでの出演は今作が初となる。

最終更新:2016年12月20日 23:26