妖怪モクモクレン

「牙鬼家御家老、晦正影様。このモクモクレンに、ご命令して欲しいじゃ~ん!」

【名前】 妖怪モクモクレン
【読み方】 ようかいもくもくれん
【声】 松田健一郎
【登場作品】 手裏剣戦隊ニンニンジャー
【登場話】 忍びの37「手裏剣伝説~ラストニンジャへの道~」
【所属】 牙鬼軍団
【分類】 妖怪
【好きな物】 チート
【好きな場所】 ネットカフェ
【攻撃力】 ★★☆☆☆
【不思議な技】 ★★★★☆
【ハッキング】 ★★★★★
【集める恐れ】 ゲーム空間に送られた子供達の恐れ
【妖怪モチーフ】 目々連
【器物モチーフ】 キーボード

【詳細】

晦正影の用意した「キーボード」が封印の手裏剣と融合し、牙鬼幻月の邪悪な妖気の影響で古来の「目目連」伝承を受け継いで変化した妖怪。

全身のキーで打ち込んだスキャンコードを送信し、インターネット回線からオンラインゲームの世界に侵入できる。
キーボードの操作とエンターキーでコマンド入力する事によって様々なデータを次々と書き換えるチート行為(卑怯な裏技)を乱発する。

ゲームの世界を支配する妖怪ハッカーでもあり、戦闘においてはスペースキーで自身の位置データを1マス空け、相手の死角に瞬間移動する事も可能となる。

妖怪ウミボウズの時と同様、晦がニンニンジャーに悟られないように特殊な結界を張って誕生させ、不調を訴える有明の方の為に子供の「恐れ」の収集を命じられる。

素体となるキーボードと共に用意されたパソコンの中に入り込み、インターネット回線を移動する。
上述の能力でパソコンゲームで遊ぶ兄妹とスマホで遊ぶ少年達3人を特殊なゲーム空間に連れ去り、泣き喚く子供達から晦が恐れを集めていく。

RPG「ラストニンジャへの道」を修行としてプレイするニンニンジャーと対面した大魔王スッパラゴンを倒し、彼らからも恐れを集めようと相手になる。

ゲームでは4人しか戦えない為に凪とキンジは動けず、ゲームの世界では操作自在の自身の能力で天晴をピーマンの遊び人に姿を変え、ピーマンのお手玉を無理矢理させる。
上述の能力でアオニンジャーの魔法を使えなくしたり、シロニンジャーを気分悪くさせたり、モモニンジャーを痺れさせたりして、3人を棺の中に閉じ込めてしまう。

4人が戦闘できない状況に陥った為に凪とキンジは動けるようになり、変身したスターニンジャーの頭部を煙で包み込む。
しかし、強化変身したスーパースターニンジャーの忍者激熱刀による攻撃でエンターキーが損傷し、エンター入力できなくなり、直接攻撃として全身の目玉からの光線で圧倒する。

キニンジャーの投げたリヤカーの直撃を受け、スーパースターニンジャーから忍者激熱刀を受け取った彼を両手からの光線による攻撃で変身解除に追い込むが、ゲームのプレイ中に入手した手裏剣と3本の鍵から終極忍シュリケンが生み出され、凪がそれをセットして放った忍者激熱刀の斬撃で大ダメージを負い、ゲームの世界から解放されてしまう。

現実世界で再戦するが、現実世界でのニンニンジャー6人になす術もなく、キニンジャーの終極忍シュリケンをセットして放った忍者激熱刀の斬撃を受け倒される(その際に「一瞬でゲームオーバーじゃ~ん!」と叫んでいる)。

戦闘後、終極忍シュリケンは好天の凪への「ラストニンジャとしての大切な事」の言葉と共に忍者激熱刀から突如消えた。

その直後、晦の放った肥大蕃息の術によって再生巨大化する。
ゲキアツダイオーとの戦闘でスペースキー攻撃による瞬間移動で攻めていくが、キニンジャーが「スペース(キー)にはスペース(【space】英:宇宙)」と提案し、召喚されたUFOマルの援護によって形勢が逆転し、最期はゲキアツ大フィーバーを受け爆散した(その際に「ゲームのやり過ぎには気を付けるじゃ~ん!」と叫んでいる)。

【余談】

「じゃ~ん」が口癖。

忍びの26以来の通常妖怪となる。

全身に文字が刻まれた姿は前作『烈車戦隊トッキュウジャー』のタイプシャドーを彷彿させる(あちらは全身の文字を打ち込む事で不可思議な能力を発動させる)。

一部の書籍では「上級妖怪」と誤表記、或いは間違って分類されている。

デザインを担当する渋谷亮介氏は本作がデビューとなる。

最終更新:2016年09月27日 22:04