アザルド

「ゲームってのはな、障害がある方が盛り上がるんだよ!」

【名前】 アザルド
【読み方】 あざるど
【声】 中田譲治
【登場作品】 動物戦隊ジュウオウジャー
【初登場話】 第1話「どきどき動物ランド」
【所属】 デスガリアン
【分類】 幹部/チームリーダー
【対応機種】 アザルドナッター
【ジャンル】 フローライト
【器物モチーフ】 蛍石
【名前の由来】 漁る?アサルト?

【詳細】

チームアザルドのチームリーダーを務める武闘派のデスガリアン幹部。

四角いキューブが寄り集まったような歪な肉体が申し訳程度の衣服を纏った巨体を持ち、アザルドナッターと呼ばれる大剣を武器にしている。
細かいことは考えずただ力任せに暴れることを好み、生物を肉体的に嬲ることを好んでいる。
チームアザルドのメンバーも自分と同じような肉体派の凶暴なプレイヤーばかりであり、武器を使って周囲を破壊し尽くすなどの力押しのブラッドゲームを行う。

豪快な性格で他の幹部にも気さくに対応し、ナリアクバル(身分などの立場上ではなく、あくまで性格上の口調ではあるものの)が敬語で話す中、
デスガリアンの事実上トップに君臨するジニスに対しても唯一タメ口で会話し、他の幹部からは「様」付けで呼ばれる彼を「オーナー」と呼んでいる。

パワーと防御力は並のプレイヤーを遥かに凌ぎ、ジュウオウバスターの銃撃も全く通用せず、何度倒されても飛び散ったキューブが集結する形で復活できる再生能力を有する。
クバルとナリアはその再生能力を全く知らなかったが、ジニスは知っていたらしく、第5話でジュウオウゴリラに敗れた彼を巨大化させようと出撃するナリアを止めていた。

その復活能力や出自には何かあるらしく、彼の姿や復活する際ジュウオウキューブを吸収し一部のパーツを落としたまま立ち去るという行動を見たバドは訝しんでいた。
彼はアザルドの正体に何か感づいたようであったが、その正体は大昔ジューランドであった地球に襲来した謎の怪物と呼ばれていた存在。

その本当の名はアザルド・レガシー
宇宙の破壊神と呼ばれ恐れられていた存在であり、四角いキューブはかつてジュウオウファイナル・ディープロックによる封印技を受けた名残である。
地球から追い出された後「ひどい状態」で宇宙空間を漂っていたのをジニスに発見され、不完全ではあるが封印を解かれたことでデスガリアンに参加することになる。

全身を構成するキューブ状のパーツは地球のエネルギーの結晶であり、ジュウオウキューブと互換性があるのも、元を正せば両者が同一の存在であるため。
第42話でジュウオウバードと戦った際に自分のパーツを落としたことに気が付き、彼を探そうとする。
そしてジュウオウジャーとの戦いになり、バードが放ったジュウオウファイナル・ディープロックを受け石化するも、そのことでかつての記憶を取り戻し、
全身を覆っていた地球のエネルギーの結晶を弾き飛ばした本来の姿に覚醒した。

以後の行動はアザルド・レガシーを参照。

【余談】

声を演じる中田氏は過去に『超新星フラッシュマン』のサー・カウラー役や『超獣戦隊ライブマン』の大教授ビアス役として俳優でレギュラー出演し、『光戦隊マスクマン』のグロンドグラー役や『海賊戦隊ゴーカイジャー』の大科学者ザイエン役として声優でゲスト出演している。

最終更新:2022年06月08日 01:11