アドニス

「全ては完璧なる調和のために…!」

【名前】 アドニス
【読み方】 あどにす
【声/俳優】 勝野洋
【登場作品】 仮面ライダーゴースト
【初登場話】 第19話「爆発!絵を描く心!」
【分類】 眼魔

【詳細】

眼魔の世界に君臨する大帝と呼ばれる白い軍服を着用した壮年の男性。

アデルアリアアラン/仮面ライダーネクロムの父であり、デミアプロジェクトと呼ばれる計画を進めている。

グレートアイと接触しその万能の力を持って眼魔の世界を創造した創造主であり、不完全な人間による争いが絶えない世界を嫌い、誰もが死なず怒りも悲しみもない眼魔の世界を構築したと言う。
その世界を更に広げることを目的としている。
その考えのきっかけになったのは長男と妻を病で亡くしたためとされている。

普段は15本のモノリスに囲まれた本人曰く「神性な場所」で呪文を唱えながら祈りを捧げている。
イーディスを完璧な友人と呼び、アランが「完璧な存在」とする人物であるが、家族の父親としてみた場合、
アランとアデルへの対応に差異があったり、マコトとの関係に悩みを抱えるアランに対し「悩んだら自分の心に従え」と一件眼魔の性質とは矛盾するアドバイスを送っている。

前述の神性な場所にも、アデルの立ち入りに対しては怒りを見せる一方でアランは自ら呼び寄せているなど謎が多い。

初登場は19話だが、第9話にてアランのもとにジャベルを送り込んでいて、その際に「大帝」としてその存在は匂わされていた。

アデルからはあまり良く思われておらず、上述の通りアランと自分への対応に差があることなど不満を溜め込んでいたようで、
眼魔の世界とは異なる理念を口にしたことから不完全な存在であるとみなされ、22話にて彼に粛清され生身の肉体に戻ってしまう。

だが24話にて本体が密かにアデルの手によって監禁されており、イーディスとアデルのやり取りからそれに感づいたアリアがその場所を発見。
結界に囲まれているため外に出られないが、その中から「アデルを頼む」という言葉をアリアに投げかけた。

その翌話である27話では眼魔の世界に突入したタケルによって助けだされるも、ガンマイザーと接触を持ったアデルは父親である彼を完全に見限り、
眼魔スペリオルの攻撃からアランをかばったあと、アデルの攻撃により致命傷を負い、アランへ最後の言葉を告げた後消滅してしまった。

【余談】

名前の由来は不明だが、アドーニスと呼ばれるギリシア神話の登場人物が存在する。関連性は不明。

超全集によるとアドニスはグレートアイが地球にやってきた時の弥生時代の人間であったという。

最終更新:2022年11月18日 03:01