マントール

「君もジューマンか?ナリアの役に立って貰うぞ!」

【名前】 マントール
【読み方】 まんとーる
【声】 日野聡
【登場作品】 動物戦隊ジュウオウジャー
【登場話】 第16話「ジューマンをさがせ」
【所属】 デスガリアン
【分類】 プレイヤー
【所属チーム】 不明
【リーダー】 ナリア?
【対応機種】 フレータマント、デスパーダ
【ジャンル】 消し物ゲーム
【コンボ技】 オーレッ!
【メダル投入口】 腹部
ブラッドゲーム なし(ジューマンらしき人物を、手当り次第拉致する)
【無機物モチーフ】 マント
【名前の由来】 マタドール?

【詳細】

ジニスからの勅令を受けて地球へ派遣されたナリアが、その作戦を遂行させるために同行させていたプレイヤー(所属チームの詳細は不明)。

左脇に装備した「フレータマント」で翳した相手を任意の別の場所へ強制転送させる「オーレッ!」をコンボ技に持つ。
このマントは自身の身体にも有効で、マントの力で敵の攻撃を回避しては別の場所から出現し、猛牛のように突進したり、愛剣「デスパーダ」の剣捌きで奇襲する戦法を得意とする。

「人間社会に潜伏しているジューマン(及びその力に適合する人間)を捕獲する」というナリアの計画をアシストするため、街で見かけた動物の格好をした人間たちを次々と彼女の根城へと強制転送して誘拐していた(どうやらデスガリアンは目視程度では着ぐるみを被る人間とジューマンの区別が付けられないらしく、転送先のナリアが所持する検査機で選別を行っていた)。

街で大和が「鳥男」のビラを配っていると、その場で虎と兎の着ぐるみを着ていたティッシュ配りの男性二人組と接触して虎の男性の方を転送するが、兎の方の男性も誘拐しようとした矢先、変身したイーグルに阻まれて交戦。剣術で互角に戦っていたが、他のジュウオウジャーも揃うと現れたナリアの命令で彼女ごと自分をマントで消して撤収する。
難を逃れた兎の着ぐるみの男性の証言でデスガリアンの作戦が「ジューマン探し」だと知った大和たちは、大空から行方を探す大和(イーグル)、タスクの嗅覚を頼りに被害者の行方を追う彼とレオ、周辺に聞き込みをするセラとアムの三手に分かれて捜索していたが、その過程で牛のコスプレをしていた真理夫も拉致していたことが判明。

事実を知った大和は当初取り乱していたが、同じく彼を助け出したい気持ちがある皆に説得されたことで冷静になって囮作戦を実行。

アトリエに保管されてたニワトリのコスプレを施して公園で大和が戯れてると作戦通りに彼をジューマンと誤解したマントールが出現し、大和を誘拐する。

その後、転送先で牢に入れられた大和は居場所を知らせるために縮小サイズのキューブイーグルを放って様子を探っていたが、選別が終わった人々が用済みとして処分されそうになり、ナリアの非道に憤慨してブラッドゲームを否定する真理夫が危うく彼女の手にかかりそうになるとイーグルに変身して妨害。
彼の出現で捕えた人々が逃げ出すと、逆上してナリアと伴に交戦。2対1で優位に立ち、そのままアジトから野外へ移動しても圧倒していたが、キューブイーグルの誘導で駆けつけた仲間の援護射撃で銃を持つナリアの腕がダメージを負い、そのことにさらに激怒して勢揃いしたジュウオウジャーと交戦する。

5人全員を相手にしても、弾丸を避けては予測不能の位置から反撃に出るテレポート能力を駆使してジュウオウジャーを苦しめていたが、イーグルに「相手の死角から必ず出ようとする」という習性を逆手に取られ、彼の指示で一斉に放った弾丸をワープして回避した直後、出現位置を先読みして放たれていたイーグライザーに捕縛され、そのまま「ライザースピニングスラッシュ」でマントをズタズタに引き裂かれて弱体化し、「ジュウオウスラッシュ」を浴びて爆散する。

直後、ナリアのコンテニュー処置により巨大化し、ジュウオウキング(1・2・3)とジュウオウワイルド(6・5・4)と交戦する。
転送能力のマントが破壊されたまま巨大化したが、自身の武器はそれだけでは無いと、剣から繰り出す目にも止まらない突きのラッシュで2大ロボを圧倒すると、同じ剣を武器に持つジュウオウキング(イーグル)の挑戦を受け入れ、彼との決闘に突入する。
しかし、キングに勝る剣術で圧倒していたが、止めに先程と同じラッシュ攻撃を繰り出したものの、その全ての軌道をイーグルの超視力によって見切られると反撃の一閃で吹き飛ばされ、最期はワイルドジュウオウキングに合体された直後に「クマアックスジュウオウインパクト」を浴び、ナリアの名を叫びながら爆散した。

なお、拉致された人間の大半は解放されたが、実はその過程で本当に捕獲達成した三人のジューマンと、それに適合するとある一人の男性がジニスの下へ献上されていた。

【余談】

「野性解放」によれば、当初は「ジューマンたちを洗脳する猛獣使い」という能力で構想されていて、「相手を惑わす→迷わす」というイメージからマント柄のテーマに「迷路」が残っている。

マタドールをイメージしてかかなりの情熱家で、とくに自身を従えるナリアに対して激しい好意を抱いており、作戦の最中に自身の能力を彼女にアプローチしたり、彼女が傷を負うと激怒したりと彼女に一途に尽くしていた。
しかしながら、彼が倒された直後のナリアからは「何故最期に私の名前を呼んだのでしょう?」と首を傾げられており、奮闘虚しく「ブラッドゲーム」以外には一切興味を持たない彼女の心にはその熱意は届かなかったようである。

なお、演じてる声優は今回で特撮初出演でもある。

最終更新:2017年07月19日 23:57