ジャシンガー

「良いだろう？俺のカメラで撮られたら、永久に写真に閉じ込められるんだ。目指せ！アルバム百万冊ーーつ！！」

【名前】	ジャシンガー
【読み方】	じゃしんがー
【声】	高戸靖広
【登場作品】	動物戦隊ジュウオウジャー
【登場話】	第25話「アンハッピー・カメラ」
【所属】	デスガリアン
【分類】	プレイヤー
【所属チーム】	チームクバル
【リーダー】	クバル
【対応機種】	ゲキシャッター、サンキャクロー
【ジャンル】	カメラアクション
【コンボ技】	激写！
【メダル投入口】	左肩
【ブラッドゲーム】	人間を閉じ込めた写真を収集し、アルバム百万冊完成させる
【無機物モチーフ】	インスタントカメラ、フィルム
【その他のモチーフ】	写真家
【名前の由来】	写真家？

【詳細】

被写体を写真の中へ封じ込める能力を持ったチームクバルのプレイヤー。

右肩に「ゲキシャッター」という巨大なカメラを持ち、撮影した標的を出力された写真の世界の中に閉じ込めるコンボ技「激写！」を使用する（写真の中は撮影が行われた場所をコピーペーストした三次元空間だが、周囲が写真の枠に合わせて見えない壁に阻まれている）他、そのカメラの性能を分け与えた小型カメラを生成する能力を持つ。
また、巨大刺又「サンキャクロー」を武装し、その先端からトルネードを撃ち出すこともできる。

複製したカメラを「撮ると幸せになる無料お試し中のカメラ」と銘打って街角に放置し、何も知らずにそれを持ち帰った人々と自身の能力で人間たちを次々と写真の中に閉じ込めてアルバム化するブラッドゲームにエントリーした（撮られた相手に監禁される恐怖を植えつける本来の主旨とは別に、撮った相手にその悪行を肩代わりさせた罪悪感や絶望を与える副次的効果があったと考えられる。現に操には効果覿面だった）。

配布していたカメラを持ち帰った者の中に偶然、「目の前でバングレイに彼がコピーした母親を殺されて傷心した大和を励ましたい」と悩んでいた操もおり、彼が持ち帰ったカメラで誤ってセラ＆アムコンビ、タスク、大和を3枚の写真に収めた直後に街に出没。撮った相手が消えたことに困惑している人々から次々と写真を取り上げて回収する。
そこに現れたバングレイに興味本位で絡まれ煙たがっていたが、「ゲームの邪魔をした」としてクバルがバングレイに因縁を着け、決闘しながら場所を移す彼らを気にせずクバルが発した命令に従ってゲームを続行する（少し前のサジタリアークでの謁見時のクバルの態度から、最初から「自身が正当にバングレイを抹殺できる口実」としてこのプレイヤーをゲームに参加させたと考えられる）。

操とレオが駆けつけると、腰を抜かした男性を「ゲキシャッター」で撮影して写真に変え（同時に操らもその光景から消えた大和たちが写真の中に閉じ込められていたことに気付いた）、落ち込む操を放置して変身したライオンと交戦。
一直線に向かってくるライオンも写真に閉じ込めようとすると、咄嗟に能力の危険性を察知して逃げ惑うライオンに連射する「激写！」を回避され続けるも、無防備だった操をライオンが強引に引いた拍子に彼の手元から離れた大和たちの写真を回収。ライオンたちが物陰に隠れると、「相手が逃げた」と喜んでその場を去る。

その後、別の場所で再び逃げ惑う人々を撮影して写真に封じ込めていたところ（この時点でアルバム1冊完成したらしい）、現れたレオと操に対峙。
2人揃って「ツーショット」の写真に閉じ込めようとするも、操に「閉じ込める相手の身体がレンズに直接写り込まないと能力が発現しない」という弱点を見抜かれており、咄嗟にその場にあった観光地の記念撮影用の顔出しパネルに身を隠され能力を封じられてしまう。

そのままパネルを盾に変身したライオンとウルフフォームのザワールドの一斉射撃を受ける（……が、「能力の発生源のカメラを破壊する」というライオンの作戦が汲み取れなかったザワールドが誤って急所の下顎の方を狙ってしまい、クリーンヒットした相手が体勢を崩して失敗）。
ライオンの作戦を改めて理解したザワールドがクロコダイルフォームのロッドに持ち帰ると、パネルを駆使して防御する二人の接近戦に太刀打ちできず、顔出し穴から飛び出した同時攻撃に遂にカメラを大破され、写真に閉じ込めていた人々が解放されてしまう。

勢揃いしたジュウオウジャー6人に「サンキャクロー」を手に単身で挑むが、ライオンとザワールドの連携プレイにクローを奪われ、残り4人に胴上げの要領で放り投げられると地面に突き刺されたクローに仰向けに刺さり、さらに皿回しの如く高速回転させられ、身動きが封じられているところをウルフフォームの「ジュウオウザバースト」と残り5人の「ジュウオウシュート」で一斉に撃たれて爆散する。

そして、サジタリアークに帰還したクバルの指示で、ナリアにメダルを投入されて巨大化し、トウサイジュウオーとワイルドジュウオウキングと交戦する。

バランスを崩したトウサイを背中からクローで押してワイルドジュウオウに向けて倒し、連携が取れないライオンとザワールドの口論を誘発させる。
ところが、2人が口喧嘩を通じて互いの士気を高めると、クローから射出されたトルネード攻撃をトウサイに防御されると同時にクロコダイルの右腕から伸びたロープに巻きつかれて拘束され、ワイルドジュウオウのキングソードの斬撃を受ける（一転して息の合ったファインプレイにシャークも「本当に嫌いな者同士なの？」と疑問視していた）。

最期は合体したワイルドトウサイキングの「ジュウオウダイレクトストレート」で、「un、ha、ppy！」という断末魔を叫びながら爆散した。

【余談】

身体にある模様のテーマはカメラに因んで「フィルム」。
ただし『野性解放』によれば、ジュウオウジャー側の「四角形」と被らないよう、湾曲していたり縁を付けるなどして「完全な真四角」にならないように注意してデザインされているらしい。

名前の由来は写真。

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