電撃のヨークババンガー

「親方、感謝!」

【名前】 電撃のヨークババンガー
【読み方】 でんげきのよーくばばんがー
【声】 塩屋浩三
【スーツアクター】 浅井宏輔
【登場作品】 天装戦隊ゴセイジャー
【登場話】 epic11「スパーク・ランディックパワー」
【所属】 宇宙虐滅軍団ウォースター
【分類】 ウォースター構成員/ダイケシ星人
【出身星】 ダイケシ星
【特技】 周囲から電気を吸収して放つ電撃
【任務】 大規模な停電で地球人の文明活動を麻痺させる
【趣味】 熟語
【生物モチーフ】 セミ
【器物モチーフ】 電気プラグ、バッテリー
【その他のモチーフ】 雷神
【名前の由来】 ニューヨーク東8番街(ひがしはちばんがい)の奇跡
【出身星の由来】 セミ(英:cicada)

【詳細】

惑星のモンス・ドレイクによって特別に招集されたダイケシ星人。

胸部に持つ12基の吸電プラグ器官で周囲から電気を吸収し、瞬時に半径50㎞圏内を停電させることを可能とする。
吸収した電気は両腕や両肩の発電プラグから稲妻状やボール状などの強力な電撃攻撃として発射し、これによって地球上から全て吸った電気の放出による攻撃で地球を滅ぼそうと目論む。

ドレイクを「親方」と呼ぶが、ソレ以外でも基本的に2文字の熟語でしか会話しない。

街中の電気を次々と吸収していき、モネが応援しているミクという少女の手術中である病院の電気までも吸い取り、「電気を吸収する胸部の器官が弱点」という事をゴセイジャーに見抜かれるが、
そこを破壊されてもドレイクの力でいつでも修復が可能となり、戦闘力も含めて破壊活動は広範囲に渡った。

「ドレイクの隠し玉」というべき存在でもある為、自らサポートする彼からのエネルギーでパワーアップし、ゴセイジャーを圧倒する。
このまま電気エネルギーを奪われ続けるとミクの手術が失敗してしまう為、データスの発案によりイエローがスパークエイクで発電し、その電気をデータスが手術室へ送る事になり、発電しながら戦うイエローの踊りに翻弄されている内に隙ができてしまい、ランディックバレットを受け敗北。

その直後、ビービ虫に噛み付かれて巨大化する。
ゴセイグレートの動力源となるゴセイパワーを吸収し、ゴセイグレートを追い詰めるが、巨大化したデータスはハイパーチェンジヘッダーと合体した事によりデータスハイパーとなり、その機敏な攻撃に翻弄され、最期はデータスダイナミッククラッシュを受け爆散した(その際に「敗北…」と言い残している)。

【余談】

両肩から出ている巨大な輪には雷神の太鼓と稲妻のイメージが取り入られている。
胸部にはピンプラグ、両手足の爪にはコンセントを差すプラグの意匠が見られる。

デザインを務めた酉澤安施氏によれば、「電気を吸う事から樹液を吸うセミをモチーフにし、襟周りにセミの顔を表現して、その上にメカ風の頭部を置く事によって一目でセミに見えないようにした」らしい(『百化繚乱[下之巻]』より)。

名前の由来となっている『ニューヨーク東8番街の奇跡』は原題が「*Batteries not Included(*電池は別売りです)」という電気製品の決まり文句を引用してきた為、電気を奪う能力もここに由来するものと思われる。

最終更新:2013年02月17日 18:13