ゾーン・ドーパント

「行くわよ、マル」

【名前】 ゾーン・ドーパント
【読み方】 ぞーん・どーぱんと
【声/俳優】 魏涼子
【登場作品】 仮面ライダーW
【登場話】 第32話「風が呼ぶB/今、輝きの中で」
【分類】 ドーパント
【メモリ】 ゾーンメモリ
【綴り】 ZONE
【頭文字デザイン】 5つの座標(Z)
【モチーフ】 ピラミッドパワー
【生体コネクタ位置】 首の後ろ

【詳細】

市販されている「ゾーン(地帯)」のガイアメモリで有馬丸男の妻・有馬鈴子(ベル)が変身したドーパント。

空間をねじ曲げる能力を持ち、将棋盤のようなゾーンパネルを展開し口頭で座標指定をすることでターゲットを一瞬で遠くに移転させる能力を持つ。
人型をしておらず、空中を浮遊するピラミッド型のUFOのような姿をしているのが最大の特徴。
目から光弾を発射出来るが威力はそれほど高くなく、肉弾戦闘能力に長けるビースト・ドーパントと最高の相性を発揮する。

実は10年前の現金輸送車輸送事件はビースト・ドーパントと共謀した鈴子の仕業で、このメモリを真実を知った鳴海荘吉が木彫りの熊の中に隠し10年間その居場所を秘密にしていた。

瞬間移動を駆使しダブル・アクセルを苦しめるがエクストリームメモリにより強化変身したCJXのプリズムビッカーによる必殺技「ビッカーファイナリュージョン」を受けメモリブレイクされ、犯罪が露見したことで逮捕された。

鳴海荘吉が何故ゾーンメモリを破壊せず、木彫りの熊に隠していたかは不明。

劇中ではこのドーパントの瞬間移動は彼女自身の視認できる範囲でのみ行われていたが、水没した現金輸送車をこの能力で引き上げようとしていた事から目の届かない位置にある物体も移動させられるものと思われる。現に下記のT2メモリの場合は遠く離れた位置にあった仲間の所持するT2メモリを大道克己の下に移動させている。

T2ガイアメモリにもラインナップされ、他のメモリを空中移動させるために使用された。

【余談】

演じる魏涼子氏は準レギュラー・井坂役の檀臣幸氏と夫婦である。後の平成ライダーシリーズでは本人は怪人としての出演ではないが、主人公たちと敵対する怪人や敵ライダーを束ねる政府の人間としてセミレギュラー出演している。

ネットムービーにも登場。井坂真紅郎の診察を受ける。
ピラミッド型の体の、画面に写っていなかった底の部分がどうなっているか知りたくてしょうがない井坂と取っ組み合い(?)になり、井坂をゾーンパネルでどこかのビルの屋上へと転送した。
井坂曰く「黒」だったらしい。

最終更新:2018年05月25日 01:06