カガミバンキ

「何というパワーだ…三大臣様の力を持つ俺でも、敵わないミラー!」

【名前】 カガミバンキ
【読み方】 かがみばんき
【声】 森田順平
【登場作品】 炎神戦隊ゴーオンジャー
【登場話】 GP-10「発車オーライ」
【所属】 蛮機族ガイアーク
【分類】 害地水気スペシャル目蛮機獣
【作製者】 害地大臣ヨゴシュタイン
害水大臣ケガレシア
害気大臣キタネイダス
【作製モデル】
【その他のモチーフ】 三大臣(真の姿)
【口癖】 「~ミラー」

【詳細】

ガイアークの三大臣が「鏡」をモデルとして製作した害地水気スペシャル目蛮機獣。

ボディに磨かれた鏡を持ち、普段は頑丈な扉で防御し、この鏡に映った対象を何でも真似して、全身にあらゆる武器をコピーする。
三大臣合同で製造された特別な蛮機獣となっている為に真の姿を現せば、「ミラーボム」を始めとする様々な必殺技を繰り出す事ができるが、通常の蛮機獣の3倍のビックリウムエナジーを必要としており、あらかじめ武器の情報を得ると一瞬でより完璧なコピー能力の発揮が可能となる。

レンズバンキが死の間際にエンジンオーとガンバルオーの情報を記録しており、その情報を元に三大臣が作り出した。

いきなりビックリウムエナジーによって産業革命を起こして巨大化するが、そこへエンジンオーとガンバルオーが駆け付ける。
レンズバンキの情報を搭載している為に2体の武器を全て複製でき、2体の攻撃と必殺技を「ミラーエフェクト」として繰り出し、その驚異的な戦闘力で2体を合体解除に追い込み、ゴーオンジャーに止めを刺そうとするが、強力過ぎる故に燃費が悪く、ビックリウムエナジーが切れた為に撤退する。

その後、ビックリウムエナジーによって産業革命を起こして再度巨大化する。
エンジンオーの目の前で一回り大きい真の姿に変貌し、3つのパワー(害水目、害気目、害地目)でエンジンオーを苦戦させ、更に3つのパワーを集中させた左腕を鉄球に変化し、巨大化させた鉄球を撃ち出す「ミラーボム」でエンジンオーを合体解除に追い込む。

今度こそ止めを刺そうとしたところに他の炎神が駆け付け、更にG6フォーメーションによりエンジンオーG6が誕生する。
レンズバンキの情報には当然記録されておらず、その驚異的なパワーで左腕の鉄球を破壊されてしまい、更にエンジンオーG6の情報をコピーしようと扉を開いた瞬間を狙われ、G6キックでボディの鏡を粉砕されるとなす術もなく、最期はG6グランプリを受け爆散した(上記の台詞はその際のもの)。

【余談】

作製モデルとなっている「鏡」は光の反射により姿を映して見る事ができる道具である。

真の姿は三大臣の意匠が随所に含まれており、デザイナー・酉澤安施氏によると「仮の姿は真の姿から逆算する形でデザインした」らしい(『百化繚乱[下之巻]』より)。

初めて登場した害地水気スペシャル目蛮機獣だが、大抵は三大臣で性能を競っている関係なのか、以降の回の同一分類の蛮機獣は終盤にしか登場しなかった。

劇中では上記の台詞の他に以下の特徴的な台詞を言っている。
  • 「目に物ミラー」
  • 「ざまーミラー」
  • 「ちょっとヘンリー・ミラー…キタ、カイキセン…」
  • 「俺の本当の恐ろしさは、まだ知らんミラー・ジョボビッチ!」
  • 「今度こそ、止めミラーノコレクション!」

鏡をモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『五星戦隊ダイレンジャー』の鏡化粧師以来の登場となる。

最終更新:2012年11月16日 17:25