ホエールイマジン

「な~ん~だ~?」

【名前】 ホエールイマジン
【読み方】 ほえーるいまじん
【声】 多田野曜平(電王)
【登場作品】 仮面ライダー電王
劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン
仮面ライダーディケイド
【登場話(電王)】 第15話「銭湯(バス)ジャック・パニック」
第16話「幸福の星、降伏の犯人(ホシ)」
【登場話(ディケイド)】 第1話「ライダー大戦」
【分類】 イマジン
【契約者】 火口耕作
【契約内容→解釈】 酒癖の悪さを治したい→契約者の酒癖の悪さを知る者を抹殺する
【過去の日付】 2004年3月31日(契約者が酔った勢いで会社の金を紛失した日)
【童話】 ピノキオ
【イメージモチーフ】 クジラ
【特色/力】 水中からの奇襲、水流を吐き出す、棒術
【名前の由来】 鯨(英:whale)+イマジネーション+魔人

【詳細】

2007年の現在にやって来た未来人のエネルギー体が火口耕作と契約し、彼の想い描く童話『ピノキオ』からクジラをイメージしてこの世に現出した姿。

水面から突然飛び出しては獲物を左腕の巨大なヒレで叩き殺し、水中に引き込む攻撃を得意とする。
更に口から高圧の水流を吐き出して相手の出足を止め、先端がクジラの尻尾を模した棒状の武器で襲う棒術にも長けている。

契約者は火口鉄工所の社長である火口耕作という初老の男性。
彼の「酒癖の悪さを治したい」という望みを叶える為、彼の酒癖の悪さを知る者の抹殺を目論む。
そんなことでは酒癖が治らないのはもちろんだが、イマジンは元々契約者の願いを真面目に叶える必要は本来は無いので、
契約者に酒癖の悪さを自覚させる過去の出来事を強く思い出させればそれで十分。
そのため、火口社長の酒癖の悪さを知る者達を片っ端から襲っていたイマジンとして典型的な怪人と言える。

契約履行中、U良太郎に発見され戦闘になるも、その場は逃走に成功。
鉄工所に現れたR良太郎が契約者を殺そうとしたため出現し火口社長を逃がすが、電王ガンフォームに歯が立たずワイルドショットを受け倒される。

だが火口社長のイメージによって身体を修復し、密かに行動を再開。
その後、酒癖の悪さを知る最後の人物であった行きつけの居酒屋の主人を殴り倒し、良太郎と共に駆け付けた火口社長の記憶が過去と繋がった事で契約が完了した。

過去に飛ぶと花見客を襲おうとするが、デンライナーで駆け付けた電王ソードフォームと交戦する。
最期は「俺の必殺技・パート3…と見せかけてストレートど真ん中(エクストリームスラッシュ)」を受け爆散した(その際に「あのねー!」と叫んでいる)。

終盤でカイが吸収した未契約のイマジンから複数の個体が実体化した。

【劇場版 さらば仮面ライダー電王 ファイナル・カウントダウン】

死郎配下の再生イマジンとして登場。

【仮面ライダーディケイド】

崩壊しつつある「夏海の世界」に未契約体で出現。

【余談】

のんびりとした口調で喋り、その遅さはM良太郎を苛立たせる程だが、戦闘では俊敏な動きを見せている(劇中では相手の動きを読む事に長け、電王ロッドフォームの攻撃を棒状の武器で尽く避けていた)。

『電王』の同話で『電磁戦隊メガレンジャー』のメガレッド/伊達健太役の大柴隼人氏が火口鉄工所の元社員、袴田秀次郎役としてゲスト出演している。

『電王』で声を演じる多田野氏は平成仮面ライダーシリーズでの出演は今作が初となる。

最終更新:2023年12月12日 02:35