ブロブの膜イン

「大気汚染、水質汚染、地球温暖化。皆ヒトがしでかした事だろ。そんな事をしているヒト共の地球を護りたいだなんて、笑い話にもならないよ」

【名前】 ブロブの膜イン
【読み方】 ぶろぶのまくいん
【声】 茶風林
【登場作品】 天装戦隊ゴセイジャー
海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン
【所属】 地球犠獄集団・幽魔獣
【分類】 幽魔獣/幹部
【生息地】 浜辺
【特技】 ゲルダッシュ、ゲル分裂、幽魔ダイナミック
【作戦】 地球を毒で腐らせて、汚れた星にする
【趣味】 (乾かない程度の)浜辺での日光浴
【UMAモチーフ】 ブロブ
【生物モチーフ】 ミミズ
【名前モチーフ】 +マックイーンの絶対の危機

【天装戦隊ゴセイジャー】

幽魔獣のボス。有名な未確認生物ブロブの正体。

液体と固体の中間のようなグニャグニャしたゲル状の肉体を持つ。
攻撃を受けてもゼリーのようにダメージを吸収して無効化(時にはダメージをそのまま撃ち返す)したり、あるいは無数のミニ膜インに分裂してはまた集合して事なきをえたりと正につかみ所のない強敵でもあり、不思議な杖「泥ドロッド」を振り回し、幽魔獣の魔力を安定させている。

Epic28で遮光器土偶のピカリ眼と共にゴセイジャーと戦い、圧倒するがスーパーゴセイジャーの反撃でピカリ眼もろともミラクルゴセイダイナミックを受け倒されかける。
だが、間一髪の所でチュパカブラの武レドランに救われたことで彼に深い信頼を寄せ、Epic29の武レドランの作戦に協力し、ゴセイジャーをエルレイの箱に封印しようとする。

Epic29で遂に武レドランが動き出し、彼はゴセイジャーもろとも膜インらをエルレイの匣に封印し地球を支配しようと企んでいたことを暴露。
しかし武レドランが裏切るのをビッグフットの筋グゴンと共に見抜いており、武レドランは騙したつもりが騙されていた。
結果として彼に渡してあったエルレイの匣は偽物で、武レドランはグランドゴセイグレートとの対決に敗北。

Epic31では本格的に地球を腐らせるべく、エルレイの匣を使って最終作戦を発動する。
自身の中にいる粘菌をエルレイの匣の力で増幅して町中にばら撒き、地球を腐らせドロドロの世界にしようとする。
それを阻止しようとするゴセイジャーと戦うも、予想以上に強くなっていたゴセイジャーに苦戦。
筋グゴンとの合体技・幽魔バスターでゴセイジャーを圧倒し、幽魔ダイナミックの弱点を見抜かれ一度は圧倒される。
だが、ミラクルゴセイダイナミックさえたいしたダメージにはならず、自身はビービ虫によって巨大化。
ゴセイグレートを圧倒し自分達が大幅にパワーアップしたほど地球を汚している人間の愚かさを指摘してゴセイジャーを揺さぶる(下記の真の作戦を考えると挑発の可能性がある)が、それでも人間を信じるゴセイジャーの奮起で乾燥が弱点ということに気付かれ、ミスティックゴセイグレートの起こした強風で乾燥させられてしまい、直後合体したグランドゴセイグレートに圧倒され、グランドグレートストライクを受け敗れ去る。
敗北したかに見えたが実は生き延びており、Epic32で真の最終作戦を始める。

それはゴセイパワーを吸収しパワーアップを遂げたことによる地球そのものとの一体化で、それに気づいたゴセイジャーを異空間「幽魔ホール」に取り込んで交戦。
幽魔ホール自体彼の体内と同意義であるため空間を様々に変質させゴセイジャーを翻弄し、心臓部に辿り着かれるも触手を使って圧倒。
しかし、スーパーゴセイジャーのミラクルゴセイダイナミックを心臓部に受け滅んだ。

Epic49で魂のみの姿で再登場。台詞は一切なく、ブラジラに罵られた挙句、消し去られた。

【海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン】

魔空監獄においてゴーカイレッドとゴーカイピンクを迎え撃った。

【余談】

UMAモチーフはブロブ。
グロテスク・ブロブ・モンスターとも呼ばれる海岸に流れ着いた謎の肉塊を指す。
世界中の海岸に漂着しているが、この日本に漂着した例が近年になってから何件も確認されている。
いずれも異臭を放ちグロテスク。
全身は毛のようなものに覆われ突起などがあるため、一説ではクジラの死骸の表皮等が剥離し流れ着いたものであるという見方がある。
毛のようなものは筋繊維という説もあるが、調べられたことはなく真偽は不明。

そのため膜インはだるだるのヘドロが動いているようなデザインだが、指や目の上下、頭頂部等細い部分や毛の生えている部分がミミズとなっている。

声を演じる茶風林氏は『星獣戦隊ギンガマン』の樽学者ブクラテス以来、12年振りにスーパー戦隊シリーズの怪人の声を演じている。
あちらは敵幹部でありながら信頼関係を損なう結果に終わったが、膜インは筋グゴンと決して壊れることのない友情を築いていた。

最終更新:2022年12月03日 00:24