ビッグフットの筋グゴン

「今行くぞ、膜イン…!」

【名前】 ビッグフットの筋グゴン
【読み方】 びっぐふっとのきんぐごん
【声】 高口公介
【登場作品】 天装戦隊ゴセイジャー
帰ってきた天装戦隊ゴセイジャー last epic
【所属】 地球犠獄集団・幽魔獣
【分類】 幽魔獣/幹部
【生息地】 山奥
【特技】 筋グ怪力、幽魔ダイナミック
【作戦】 地球を毒で腐らせて、汚れた星にする
【趣味】 地団駄を踏む事(嬉しくても踏む)
【UMAモチーフ】 ビッグフット
【生物モチーフ】 タランチュラ
【名前モチーフ】 肉+キング・コング

【詳細】

有名な未確認生物「ビッグフット」の正体にして幽魔獣のボスとして行動する幹部の一人。

その巨体にそぐわぬケタ外れの筋力を持り、超弩級の破壊力を持つ金棒「金グ棒」を軽々と振り回すパワータイプ。
鍛え上げられた全身の筋肉は最大の武器にして鎧であり、完全無欠のパワーファイター。
口から火炎弾を吐き、地面に巨大な足を叩きつける事により足型の衝撃波を生み出し、広範囲に大ダメージを与える事が可能である。

確信を得たセリフを3回繰り返す癖がある。

膜インが頭を巡らせる頭脳系であることからそれと対となるポジションにいるも、彼らは決して相性が悪いわけではなくむしろツーカーの仲と言ってしまえるほど仲が良い。
実際筋グゴン自身もかなり頭が回り、決して力押しだけではない一面も持つ。

epic27にてチュパカブラの武レドランの企みにより、人魚のジョ言の鱗を密かに身体に張り付けられ、膜インと武レドランのやり取りを自分を排除しようとしていると誤解してゴセイジャーに戦いを挑む。
だが、スーパーゴセイブラックにパワーで負け、さらにスーパーゴセイジャーのミラクルゴセイダイナミックにより大きなダメージを負い(その際の衝撃で鱗は砕けた)そのまま姿を消した。

その後epic29にて再登場し膜インの前に姿を現す。
以前の戦いで鱗が砕けたものの誤解が解けたわけではなかったため、ジョ言の力で仲違いしたまま膜インを攻撃した…かと思われたが、実は武レドランの策略に気づいていた上での仲間割れしたと見せかけた一芝居。
二人が術中にハマったとして完全に油断していた武レドランからビービ虫の巣を奪い取ると、裏切り者に対してエルレイの匣の偽物を使わせてダメージを与え、さらにゴセイジャー達が放ったミラクルゴセイダイナミックの盾として使った挙句、彼を強制的に巨大化させ完全に切り捨てた。

武レドランがゴセイジャー達に敗北した後、epic31で膜インと最終作戦にでる。
地球をぶよぶよに腐らせる最終作戦実行中にゴセイジャーと戦い、膜インと連携した幽魔バスターという技を使って彼らを退ける。
しかし、ゴセイジャーの猛攻によって幽魔バスターを破られ、膜インの指示で彼を巨大化させ戦いを見守り、膜インが敗北した後に姿を消す。

epic32ではエルレイの匣を使い作戦を立て、実行。
エルレイの匣の中に粒子化した膜インを入れてゴセイパワーを利用し地球と膜インを一体化させる作戦を進める。

やってきたゴセイジャーと戦闘となるが、ゴセイナイトの助けでゴセイジャーは先へ進んでしまう。
その場に残ったゴセイナイトと戦い、そのパワーで圧倒していたものの、膜インがゴセイジャーに敗れたことをしって動揺した隙にゴセイナイトの猛攻を受け追い詰められたため、自らビービ虫を使って巨大化。

ゴセイグランドを圧倒し、合体解除にまで追い込むも、幽魔ホールから脱出したゴセイアルティメットに敗北、最期はアルティメットストライクを受け爆散した(上記の台詞はその際のもの)。

Epic49で、ラビリンネルに魂のみで再登場。膜イン同様台詞は一切ない。その後、ブラジラに罵られた挙句、消し去られた。

『帰ってきた天装戦隊ゴセイジャー last epic』にも、テレビ番組でのレッドとピンクの相手としてカモミラージュでアグリが化けた姿で登場した。

【余談】

確信を得た台詞を3回繰り返す癖がある。

UMAモチーフはビッグフット。
アメリカ合衆国で目撃されるUMAであり、身長は2mほどあり足のサイズは約47cm。
インディアンに伝わるサスクワッチ、あるいはサスカッチと呼ばれる存在と同一視されることもあり、カナダ西海岸部では聖なる生き物として扱っているという。
また生物モチーフとしてはタランチュラ。
頭部にタランチュラの複眼があり、胸や腰部にタランチュラの足がついている。

タランチュラをモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『超力戦隊オーレンジャー』のバラタランチュラ以来の登場となる。

声を演じる高口氏はスーパー戦隊シリーズでの出演は今作が初となり、後に王様戦隊キングオージャーでもパワー系幹部のダイゴーグ役として出演することとなった。

最終更新:2024年01月25日 02:00