ツチノコのト稀ヅ

「何だか分からんが、今度こそ一瞬で葬ってやる!」

【名前】 ツチノコのト稀ヅ
【読み方】 つちのこのとまれづ
【声】 長嶝高士
【登場作品】 天装戦隊ゴセイジャー
【登場話】 epic17「新たな敵!幽魔獣」
epic24「ミラクルアタック・ゴセイジャー」
【所属】 地球犠獄集団・幽魔獣
【分類】 幽魔獣
【生息地】 土の奥深く
【特技】 土中を猛スピードで掘り進む、様々なヘドロ毒を操る
【作戦】 著名人達を襲い、地球を汚すヘドロに変える
【趣味】 砂像アート
【UMAモチーフ】 ツチノコ
【生物モチーフ】 ダンゴムシ
【名前の由来】 トレマーズ

【詳細】

ヘビに似た姿で有名な未確認生命体「ツチノコ」の正体とされる幽魔獣。

モグラのように地中を自由に掘り進み、相手を翻弄しながら常に有利に戦う事ができる。
体内には複数のヘドロ袋を持ち、そこから吐き出すヘドロ状の毒で溶かした人々を地球を汚すヘドロに変えてしまう。

首相などの有名人を毒で溶かしていき、それを地球に浸透させる事で毒の星にしようと目論む。
ブロブの膜インビッグフットの筋グゴンも参戦し、ゴセイジャーも溶かしてしまおうと口からの毒を浴びせるが、謎の戦士・ゴセイナイトが突如出現し、地中に潜って攻撃しようとするもナイトメタリックに怯み、怒りの反撃も虚しく、ナイトダイナミックを受け敗北(それと同時にヘドロと化した人々も元に戻った)。

その直後、ビービ虫に噛み付かれて巨大化する。
戦車形態に変形するとゴセイジャーに襲い掛かるが、グランディオンヘッダーに変形したゴセイナイトはゴセイグランディオンを実体化し、口からのエネルギー波などで迎え撃つが、ゴセイグランディオンの体当たりで元の姿に戻り、最期はグランディオンイレイザーを受け爆散した。

後にブロッケン妖怪のセマッタ霊が創り出した幻影として再登場する。
更にアバレヘッダーを入手した武レドランの力を受けたセマッタ霊がパワーアップし、実体を持った幻影としても登場するが、スーパーゴセイブラックを毒で石化させるも通用せず、スーパースカイランドシーダイナミックを他の幻影幽魔獣と共に受け滅び去った。

【余談】

「シャーシャシャー!」が口癖。

モチーフはダンゴムシであり、頭部がダンゴムシのようになっている他、戦車形態の車輪は丸まったダンゴムシのようになっている。
ダンゴムシは刺激や外敵から身を守るために丸くなる性質を持つ小型生物で高い知名度を持つ一方、害虫としても有名であり除去グッズがホームセンターでも売られている。
ダンゴムシモチーフ怪人は珍しく、ト稀ヅが登場して以降13年の時を経て王様戦隊キングオージャーの第1号怪人のモチーフに選ばれた。

名前の由来となっている『トレマーズ』には地中から巨大生物が人々を襲うシーンがあり、そこから地中を高速移動し、人々を襲う作戦が考えられたと思われる。

ネーミングは「止まれず」との語呂合わせにもなっている。

ダンゴムシをモチーフにした怪人はスーパー戦隊シリーズにおいて『星獣戦隊ギンガマン』のドルマー以来の登場となる。

最終更新:2023年03月06日 01:21